共立美容外科の改革
2021-11-11 11:00:13
共立美容外科が新たに構築した予約システムとCRMの融合とは?
共立美容外科が求めるDXの未来
共立美容外科は、電話やメールを利用した従来の予約方法から脱却し、新たなデジタル体験を患者に提供するために「共立オペレーションシステム」を開発しました。今回のDX施策において、コンタクトセンター業務(CRM)と予約システム(SaaS)の融合が実現され、患者様からの予約体験が大幅に改善されることが期待されています。
新たな予約システムの導入
これまでは、医院ごとの運用体制が異なるため、予約に関する情報管理や業務の効率化が難航していました。これに対処するため、共立美容外科は、ベルシステム24と連携し、業務フローを統一。患者様は、よりスムーズに予約を完了できる仕組みを得ることができるようになりました。
新しいシステムでは、患者が必要な施術内容の価格や施術時間をひと目で確認でき、予約可能な時間も表示されるため、予約プロセスが飛躍的に簡素化されます。予約の受付から患者様の来院までの業務プロセスが可視化され、医院ごとの運用ルールも統一されています。
さらに、CRMシステム導入により、顧客情報を一元管理することが可能になり、医院間での情報共有も促進されます。これにより、患者へのケアの品質向上が期待されています。
高品質な顧客対応の確保
顧客対応の品質を保つため、専任のコミュニケーターを設置することで、応対品質が安定します。このアプローチにより、患者様とのコミュニケーションがより円滑になり、信頼を築く手助けがなされます。
クリニックDXプラットフォーム「B4A」
B4Aは、この新たなシステムの基盤であり、予約受付、事前問診、顧客管理、データ分析を一つのプラットフォームで実現します。このSaaS型サービスは、自由診療クリニックの運営に特化しているため、医療機関は自社でシステム開発を行う必要がありません。おかげで、クリニックは運営を進化させるために必要なリソースに注力することができます。
「B4A」を導入することで、患者はスマホからスムーズに予約を行えるようになり、顧客満足度が向上しています。実際に、B4Aを導入したクリニックでは、患者様の「来院回数を増やす」との意見が76%に達しています。
コンタクトセンターの進化
この新たな試みは、コロナ禍における非対面コミュニケーションの重要性の高まりにも応えています。ベルシステム24は、既存のノウハウにテクノロジーを融合し、コンタクトセンターの活用を進化させています。同社のクラウド音声プラットフォーム「Bellcloud+」とその関連サービスが、患者との接点を強化します。
代表者の期待
共立美容外科の理事である久次米慧人氏は、「クオリティの高い、患者様の立場に立った最新の美容医療を提供するためには、革新し続けることが必要です」と述べています。同じくB4AのCEO、植松正太郎氏も「共立美容外科様が持つ革新と伝統に対する信頼が、B4Aのシステムによってさらに高まることを期待しています」と語っています。
共立美容外科は、今後も患者中心のサービス展開を進めていく方針を示しており、新たなチャレンジが始まっています。この「共立オペレーションシステム」は、美容医療の未来にとって重要なステップとなるでしょう。
結び
美容医療において患者のニーズに応える姿勢は非常に重要です。共立美容外科が取り組む新しいDX施策は、業務の効率化を図りながら、患者にとっても魅力的な予約体験を提供するための大きな一歩といえます。
会社情報
- 会社名
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医療法人社団 美人会 共立美容外科
- 住所
- 東京都渋谷区代々木2-9-2 久保ビル 7F
- 電話番号
-
03-5354-0707