新たな組織の形を模索するエスケイワードの挑戦
株式会社エスケイワードが、新たに「チャレンジCxO制度」の正式運用を始めた。これは、会社の経営理念「個が輝き、調和を育む器であり続けます。」を体現する試みとして、個人の専門性と意志を活かして、組織全体の力を引き出す仕組みである。
制度の背景
エスケイワードは、1963年の創業以来、企業とそのステークホルダーのコミュニケーション支援に取り組んできた。カタログやマニュアルの制作から始まり、最近ではデザイン思考とテクノロジーを組み合わせたソリューションを提供。こうした中で、従業員一人一人の能力や挑戦が無駄にならないようにするために、特に経営の意思決定に関わる重要な役割を果たす制度を設計した。
チャレンジCxO制度の目的
「チャレンジCxO制度」は、専門性を持った社員が自らの意思で役職「CxO」として組織の重要なテーマを推進していくことを目的としている。この制度は従来の役職とは異なり、経営チームの一員ではなく、専門的な視点からの活動が評価される仕組みだ。主な目的は次の通りである:
- - 人材の機会損失防止
- - 外部連携の強化
- - 視座の向上
- - 挑戦意欲の刺激
個の挑戦が組織の成長につながるよう、社員が新たな可能性を探り、互いに刺激し合う関係を醸成することを期待している。
制度概要
対象には、正社員、契約社員、パート社員、さらには外部パートナーなど、雇用形態や等級を問わず参加できる。この制度では、まず自己推薦または役員からの推薦を受け、プレゼンテーション及び面接を経て選定される。新たに任命されたCxOは、各々の専門分野において活動を行い、その役割は取締役直属の「CxO室」を兼任する。
社員総会での発表
2026年1月9日、社員総会において「チャレンジCxO制度」の正式スタートが発表され、新たに任命された2名のCxOが紹介された。これにより、多くの社員が自らのキャリアを見つめ直し、挑戦を新たにする契機となった。
新任CCO(Chief Culture Officer)の荻原明日香は、エスケイワードの文化や風土を育む役割を担う。彼女は社員との対話の重要性を強調し、社内コミュニケーションを活性化させる取り組みを続ける意向を表明。主な課題として、理念の浸透や1on1ミーティングの実施をあげている。
それに対してCLO(Chief Language Officer)の松谷直人は、多言語制作のスペシャリストであり、業務の品質向上に注力している。彼は専門知識を基に、制作ルールの共有化や生成AI技術を用いたチェックサービスの導入により、外部からの信頼を高めることを目指している。
まとめ
エスケイワードの「チャレンジCxO制度」は、これからの組織の形を変革する重要な一歩と言える。この制度を通じて、個々の挑戦が組織全体の成長に繋がり、持続可能な企業文化の構築を目指す姿勢が、今後のエスケイワードの進展を支えていくに違いない。社員全体がその意義を理解し、協働しながら自らの成長を目指す姿勢が、未来の企業の在り方をも変える可能性を秘めている。