金賞受賞のスパークリング
2025-06-20 14:33:29

北海道ワインが国際コンペで栄光の金賞を獲得!スパークリングワインの新たな地平

北海道ワインが挑んだ国際的舞台



北海道ワイン株式会社(本社:北海道小樽市)が、2025年6月18日(水)に英国ロンドンで発表された国際ワインコンペ「Decanter World Wine Awards 2025(DWWA2025)」において、自社製造のスパークリングワイン「トラディショナルメソッド北海道 Type C」が金賞を受賞しました。この嬉しい知らせは、ブドウの可能性を最大限に引き出すために努力してきた同社の取り組みと、北海道の自然環境が生み出す豊かな風味を証明するものです。

自社のファームから生まれた逸品



「Type C」は、北海道浦臼町で栽培されたピノ・ブラン種とシャルドネ種を基に製造されており、特にその製法が注目されています。瓶内二次発酵によって生じる独特の泡立ちと風味の深みは、その製作工程にあります。ブドウの持つ自然の酸味を保つため、マロラクティック発酵を行わず、デゴルジュマン後に60ヶ月以上の熟成を経ています。

このスパークリングワインは、2017年に採れたブドウを主に使用しており、40%がリザーブワインとして加えられています。このブレンドが、美味しさの深さや香りの複雑さを生み出し、ワインに独特の骨格とキャラクターを付与しています。北海道ワインの醸造責任者である河西由喜氏は、「リザーブワインの質が、スパークリングワインの仕上がりを左右する要素」と語っています。

DWWA2025の意義



「Decanter World Wine Awards」は、2004年から始まった世界有数の国際ワインコンペであり、高い信頼性と厳格な審査で知られています。今年度は約16,700点が出品され、248名の審査員が選評を行いました。「トラディショナルメソッド北海道 Type C」は、この中で96点を獲得し、金賞に輝きました。これは、日本のスパークリングワインとしてはごく少数の金賞受賞とされ、過去最高得点タイという快挙です。

多彩な受賞歴



北海道ワインは、「トラディショナルメソッド北海道 Type C」のほかにも、白ワイン・赤ワインからなる合計3点で銀賞と銅賞を受賞しています。これにより、北海道のワイン作りの実力が国際的に認められていることが証明されました。特に、「田崎ヴィンヤード ソーヴィニヨン・ブラン2022」は92点(銀賞)、そして「北島ヴィンヤード ~No.7~ ケルナー2021」は88点(銅賞)を獲得しました。

地域と共に生きるワイン作り



北海道ワイン株式会社は、地元のブドウ生産者と共に製品を作り上げ、地域振興にも力を注いでいます。今回の受賞を通じて、100%北海道産のブドウから生まれたスパークリングワインの可能性が一段と広がったことを強く感じています。

「私たちは日本のワイン業界を牽引する一社として、引き続き品質向上に努め、北海道の風土に根ざしたワイン作りを行い、この地の魅力を発信していきたいと考えています」と河西氏は熱く語りました。

まとめ



この受賞が、今後の北海道ワインの展望を開く扉となることを期待しつつ、多くの人々にその魅力を届けたいという思いが込められています。新たなファンを獲得するために、北海道ワインの魅力を再発見する旅に出てみませんか?


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会社情報

会社名
北海道ワイン株式会社
住所
北海道小樽市朝里川温泉1丁目130番地
電話番号
0134-34-2181

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