林テレンプ株式会社の協賛について
自動車内装を手掛ける林テレンプ株式会社が、2025年9月に愛知県で行われる『学生フォーミュラ日本大会2025』に協賛することを発表しました。同社は、学生たちの技術革新と挑戦を応援するために、初めての企業ブースを設けます。大会は、学生が設計から製作まで手掛けたフォーミュラカーを用いて競い合う国際イベントとして広く知られています。
学生フォーミュラ日本大会とは
この大会は2003年にスタートし、2025年で23回目を迎えます。各大学は、レーシングカーを製作・運営するベンチャー企業として振る舞い、商品企画や販売戦略から設計、製造、性能評価まで一連のプロセスが評価されます。特に、ものづくりの総合力を問われるこの大会には、国内外から多くの参加校が集まります。日本では毎年約90チームが挑戦し、国際的にも21カ国で展開され、参加国は60を超えます。
林テレンプの取り組み
林テレンプのブースでは、自社の自動車内装設計やNVH(騒音、振動、ハードル)技術に焦点を当てた展示が行われます。同社の自動車内装製品は、快適な車内空間を提供するために重要な役割を果たしており、学生には実際のビジネスシーンを体感し、ものづくりについて学ぶ貴重な機会を提供します。
同大会は、主催となる公益社団法人自動車技術会により運営され、入場料は無料です。大会の開催期間は9月8日から9月13日までとなっており、林テレンプの企業ブースは後半の9月11日から13日までオープンしています。
林テレンプ株式会社について
林テレンプは、名古屋に本社を構える自動車内装のリーディング企業であり、その歴史は110年を超えます。独立系サプライヤーとして、日本の大手自動車メーカーにも広く取引しています。主力製品には年間1,000万台以上の生産能力を持つフロアカーペットがあり、そのシェアはグローバルに展開されています。近年では、自動車用防音材に注力し、2021年にはドイツの大手企業と資本提携を行い、国際的な展開を加速しています。
結論
『学生フォーミュラ日本大会2025』での林テレンプの取り組みは、学生たちの成長をサポートし、彼らの革新的なアイディアを現実のものにする手助けとなるでしょう。参加者は、自社の技術やデザインに触れながら、自動車業界の未来を担う力を育む貴重な機会を得ることが期待されます。