イプソス、女性活躍推進の取り組みでえるぼし認定3つ星を取得

イプソスの女性活躍推進とえるぼし認定

世界最大の世論調査会社として知られるイプソス株式会社が、厚生労働省から女性活躍推進の取り組みが評価され、最高の「えるぼし認定3つ星」を取得した。この認定は、企業が女性の活躍を支援するための基準を満たすことで与えられ、その評価基準は主に採用や継続的な就業、働き方、管理職比率、キャリアコースの多様性の5項目に分かれる。

「えるぼし認定」とは何か？

「えるぼし認定」は、企業が女性の活躍促進に向けての取り組みを示すための基準で、星の数が多いほど評価が高い。この制度では、3つ星が最も高い評価にあたる。イプソスは全ての評価項目において基準をクリアし、見事に3つ星を手に入れた。

イプソスの取り組み

長年にわたり、イプソスは多様性と包括性を重視し、誰もが自分の能力を最大限に活かせる職場環境の構築に力を入れてきた。2024年にはForbesの「世界で最も女性が働きやすい企業」にも選ばれ、その努力が広く認識されている。特に注目すべきは、女性管理職の比率が39.4%と、日本全国の女性管理職比率の約3倍に達している点だ。

充実した制度の数々

イプソスでは、育児休業取得率と復職率がなんと100%という驚きの数字を達成しており、社員がライフイベントを経ても安心して働き続けられる環境を整えている。より多様な働き方を可能にするために、以下のような制度を導入している。

- フレックス勤務制度：コアタイムがあるフレックス制度を採用し、業務の効率性を高める。
- WFH/WFA制度：自宅や世界中のどこからでも働けるフレキシビリティが提供され、個人のライフスタイルに合わせた働き方が可能。
- 時短勤務制度：育児や介護などライフステージに応じた柔軟な勤務時間の調整ができる。

さらに、従業員支援プログラム（EAP）や多様な休暇制度を通じても、全体的な働きやすさが向上している。

今後の展望

イプソスは今後も社員がそれぞれの個性を活かし、能力を最大限に発揮できるような環境作りを続けていく方針である。女性活躍推進に関する取り組みの新たな情報は、同社の公式サイトで随時更新されていく予定となっている。仕事とプライベートの両立を支える文化を育てることで、さらなる成長が期待される。

これは、イプソスの持続的な成長と社会への貢献を示す重要なステップであり、多くの企業にとっても模範とされるべき事例となるだろう。特に多様性と包括性が重要視される現代において、企業としての責任を果たしながら成長を遂げる姿勢は、他の企業にも良い影響を与えるはずだ。