設備工事業向けCADシステムに新製品登場!AIで図面作成を効率化!

AIで図面作成が劇的に変わる!設備工事業向けCADシステムの新製品登場



株式会社システムズナカシマは、創業以来培ってきたCAD技術を結集し、電気設備業向けCADシステム『電匠NX』と水道設備業向けCADシステム『水匠NX 申請』を新たにリリースしました。

近年、建設設備業では深刻な人手不足が問題となっており、時間外労働の上限規制の影響もあり、業務負担は増す一方です。こうした状況下で、業務効率化を図るデジタルトランスフォーメーション(DX)への期待が高まっています。

システムズナカシマは、この課題解決に向けて「誰でも図面が描ける」をコンセプトに、新製品『電匠NX』と『水匠NX 申請』を開発しました。

AIが設計を支援!誰でも正確な図面を作成可能



『電匠NX』は、画像認識AIを搭載することで、図面内の部屋を自動認識。建築設備設計基準に基づいた設計支援機能により、電気設備設計の知識がなくても正確な図面を作成できます。さらに、照度計算や電圧降下計算などの技術計算機能、機器や配線の自動作図機能も搭載されており、電気設備設計図や施工図の作成を効率化します。

『水匠NX 申請』もAIを活用し、建築図の間取りを自動単線化、給排水機器の自動配置、間取りと機器を認識した自動配管など、一連の作業を支援することで、給排水申請図の作成を効率化します。戸建て住宅だけでなく、マンションやアパートなど、複雑な図面にも対応可能です。

業務効率化を支援するクラウドサービスとの連携



システムズナカシマは、新製品と同時にリリースする設備工事業向け業務支援クラウドサービス『ANDESクラウド』との連携も強化しました。これにより、施工場所や施主名などの情報を各種申請書類へ自動で入力できるようになり、図面以外の書類作成業務の効率化も実現します。さらに、図面データや設定環境のバックアップ機能も備え、BCP対策にも役立ちます。

積極的に展開!設備工事業のDXを支援



システムズナカシマは、『電匠NX』と『水匠NX 申請』の販売開始に合わせ、全国でイベント出展を企画し、電気設備業や水道設備業への展開を積極的に行っていく予定です。販売は、全国のOA機器商社や建材卸商社を通じて行い、初年度の販売目標は300社、500ライセンスとしています。

株式会社システムズナカシマについて



株式会社システムズナカシマは、1985年4月1日に設立された、船舶用推進器メーカーであるナカシマプロペラ株式会社のシステム部門が分社化して誕生した企業です。汎用CADの開発からスタートし、建設設備業向け専用CADシステムやWEB対応営業情報管理システムなどの開発を行っています。

同社は、設備工事業におけるIT利活用を推進するため、2007年に全国設備業IT推進会を立ち上げ、その後、一般社団法人全国設備業DX推進会に改名しました。現在では、82社の協賛パートナーと共に、約6万社の会員に向けてITセミナーやITフェアの実施、メールマガジンによるIT活用の促進などを行っています。

新製品が設備工事業の未来を変える



『電匠NX』と『水匠NX 申請』は、AI技術を活用することで、設備工事業における図面作成の効率化と省力化を実現する画期的な製品です。人手不足や業務負担の増加に悩む設備工事業にとって、これらの新製品は、業務効率化と生産性向上に大きく貢献するだけでなく、働き方改革の推進にも役立つと考えられます。今後の設備工事業のDXを牽引する存在として、注目が集まっています。

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