pCloudが無料ツール提供開始
2023-05-01 10:00:01

「世界パスワードの日」に合わせpCloudが無料オンラインツール2種を提供開始!

「世界パスワードの日」に合わせpCloudが無料オンラインツールを提供開始!



2023年5月4日、世界パスワードの日に合わせ、スイス発のクラウドストレージサービス「pCloud」が、インターネットユーザーのセキュリティ強化を目的とした2つの無料オンラインツールを発表しました。提供開始されたのは、「パスワード強度チェッカー」と「オンラインデータ侵害チェッカー」です。

パスワード強度チェッカーで安全性を簡単チェック!



パスワード強度チェッカーは、入力したパスワードのセキュリティレベルを瞬時に判定するツールです。pCloudが行った調査によると、半数以上のユーザーがパスワードを記憶に頼っており、覚えやすいパスワードはハッキングされやすいというリスクがあります。このツールを使えば、自身のパスワードがどれほど脆弱なのかを数値で確認でき、セキュリティ意識の向上に役立ちます。多くの場合、驚くほど短時間でパスワードが解読されてしまう現実を突きつけられます。特にZ世代の78%が全てのサービスで同じパスワードを使用しているという現状を考えると、このツールの重要性は非常に高くなります。pCloudは、パスワードチェッカーと合わせて、より安全なパスワード設定のための具体的なアドバイスも提供しています。

オンラインデータ侵害チェッカーでデータ漏洩リスクをチェック!



もう一つのツールであるオンラインデータ侵害チェッカーは、自身のメールアドレスが既知のデータ漏洩に巻き込まれていないかを調べることができるツールです。Deezer、Twitter、Dropboxといった大手サービスのデータ漏洩事件は記憶に新しいですが、それ以外にも多くのデータ漏洩が発生しています。このチェッカーを使えば、自身のメールアドレスだけでなく、それに関連する個人情報(名前、生年月日、住所、電話番号、パスワードなど)が漏洩した可能性を迅速に確認できます。データ漏洩は、必ずしも本人へ通知されないため、ユーザー自身によるチェックが不可欠です。pCloudは、このツールを通して、ユーザーのオンラインセキュリティへの意識向上を促しています。

pCloudが推奨する3つのセキュリティ対策



pCloudは、これらのツールに加え、個人情報の安全性を高めるための3つの実用的なヒントとして、暗号化されたオンラインストレージの利用、パスワードマネージャーの使用、そして定期的なパスワード変更を推奨しています。

pCloudについて



2013年創業のpCloudは、安全なクラウドストレージソリューションを提供しており、世界中で1800万人以上のユーザーを抱えています。2022年には、真に暗号化されたパスワードマネージャー「pCloud Pass」も発表しています。GDPRとスイスのデータ保護法に準拠し、欧州連合内のサーバーを使用するなど、プライバシー保護にも力を入れています。手頃な価格設定と充実した機能、そして無料プランも用意されていることから、Google DriveやDropboxに代わる選択肢として高く評価されています。

まとめ



pCloudが提供する2つの無料ツールは、増加するサイバーセキュリティの脅威に対して、ユーザー自身で手軽にセキュリティレベルを確認し、向上させるための有効な手段となります。世界パスワードの日を機に、自身のオンラインセキュリティを見直してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
pCloud International AG
住所
74 Zugerstrasse Str, 6340 Baar, Switzerland
電話番号

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。