療育保育士マンガ『エスプレッソ・コーラ』の新連載開始
2026年1月23日(金)、KADOKAWAのスマートフォン向け漫画アプリ「カドコミ」にて、療育保育士マンガ『エスプレッソ・コーラ~児童発達支援ももの木スクール~』の連載がスタートします。この作品は、児童発達支援をテーマにしたもので、多くの人々からの支持を受け続けています。
児童発達支援の重要性
「療育」とは、治療と教育を融合させた言葉で、発達に特性を持つ子供たちが社会で自立できるように支援することを指します。国内には約3万の児童発達支援機関があり、利用する子どもたちは約45.7万人に達しています。この背景には、障害を抱える子どもたちやその家族に対する真摯なサポートが必要であるという現実があります。
本作の原作を手がけたゆり子氏は、児童発達支援の専門家としての経験を活かし、療育の現場で直面する問題をリアルに描くことを目指しました。エンターテインメントの要素を盛り込むことで、読者に楽しんでもらいながら、療育への理解を深めることを目的としています。
驚異的な支持を受ける『エスプレッソ・コーラ』
このマンガは、2023年夏に発表されて以来、Amazon Kindleで245万回以上ダウンロードされ、累計評価は★5が6万件以上もついています。特に教育関係者や、発達障害をもつ当事者とその保護者からの支持が厚く、知られざる名作として認識されています。
画業の再開と新たな挑戦
今回、新たな作画を手掛けるのは、伝説的なコンビニコメディ『ニーチェ先生』で知られるハシモト氏です。子供たちの成長や、ダウン症やアンジェルマン症候群のような先天性の遺伝子疾患に触れながら、医療と教育を融合させた作品創りを行っています。
医学監修には、新生児科・小児科の専門医であり、メディアでも知られる今西洋介(ふらいと先生)が参加し、さらにリアリティと信憑性を持たせています。
読み手の心に響く物語
『エスプレッソ・コーラ』では、様々なキャラクターたちの多様な生き様が描かれ、療育が持つ意義について深く考えさせてくれます。原作のゆり子氏も、「この作品を通じて、読者が療育についての理解を深め、子供たちが豊かな人生を送る手助けになることを願っています」と期待を寄せています。
ハシモト氏も、「療育機関が舞台ということで、様々な視点からの物語を描けることが楽しみです。読者に感動を与えられるよう精一杯描いていきます」と意気込みを語っています。
公式情報と今後の展開
『エスプレッソ・コーラ』の公式Xアカウントも開設されており、連載情報は随時更新される予定です。
新たな名作となることが期待される『エスプレッソ・コーラ』に、ぜひご注目ください。