環境への配慮とコスト削減を両立する技術革新
株式会社ヴイ・エス・テクノロジー(VST)は、2024年10月にドイツ・シュトゥットガルトで開催される「VISION 2024」に出展することを発表しました。マシンビジョン、画像検査用レンズ、照明、画像処理用ソフトウェアを扱う同社は、特に環境への配慮と経済的なコスト削減が両立した製品をキーポイントとして掲げています。
注目の出展製品
出展予定の中でも特に目を引くのは、イノベーターズアワード最優秀賞を受賞した「倍率組み合わせ自由テレセントリックレンズ、VS-TLS(FR)シリーズ」です。この革新的なレンズは、新しいコンセプト「Fit-X」を採用しており、光学倍率に柔軟に対応することが可能です。これにより、在庫削減や仕様変更によるコスト削減も実現し、環境にも優しい設計となります。
レンズの設計は、フロントとリアを分割し、掛け合わせて使用することで多彩な利便性を持ち合わせています。これにより、マシンビジョン業界における多様なニーズに応えることができるのです。
グローバルな市場への対応
VSTは世界各国に営業拠点を設けており、それぞれの地域の市場ニーズに基づいた営業戦略を展開しています。特に、オランダ・アムステルダムに位置するVST Europe B.V.は現地のニーズに迅速に対応できる専門技術チームを常駐させています。フランスやポーランドにも拠点を設け、ヨーロッパ全域をカバーする強固なネットワークを構築しています。
このような体制を整えることで、迅速な販売と物流、サポートを実現し、顧客の要求に的確に応えることが可能になります。
製品ラインアップ
今回のブースでは、耐振レンズやSWIR対応レンズ、大型素子対応の高解像度レンズなど、様々なマシンビジョンアプリケーションに対応するレンズと照明製品が展示されます。特にカスタム設計の複合ユニットへの対応も可能で、顧客のニーズに合わせたオーダーメイドのサービスを提供します。
VSTのクライアントへの思い
「我々はお客様が求めるビジョンシステムを提供するため、25年以上の光学知識を基にした製品開発に取り組んでまいりました。これからも業界の発展に貢献し続ける所存です」とVST代表の岩田一有は語ります。
会社情報
ヴイ・エス・テクノロジーは、東京都港区に本社を置き、光学部品の開発・設計・製造を中心に事業を展開しています。最新の技術革新と環境配慮を両立させた製品で、さらなる成長を目指しています。
VISION 2024 概要
- - 開催日時: 2024年10月08日~10日
- - 会場: Messe Stuttgart
- - ブース番号: 10F70
- - 出展製品: 倍率組み合わせ自由テレセントリックレンズ、SWIR対応レンズ、その他多数
公式サイトでは、製品情報やプレスリリースもご覧いただけます。