製本研修が新登場
2025-03-05 16:33:13

「一日製本職人」:オンラインで学ぶ魅力的な製本研修がスタート

楽しい紙の本作り:新たな製本研修プログラムのご紹介



半世紀にわたり書籍製本を手掛けてきた東京美術紙工協業組合が、2025年3月より新しい製本研修プログラム「一日製本職人」をオンラインで提供します。この新プログラムは、入門から上級までの4つのグレードに分かれており、本作りを学びたいすべての人に向けた内容になっています。これまで業界内向けに開催されていた研修を一般向けに再構成し、オンライン学習を取り入れることで、全国どこでも参加できる環境を整えました。

製本研修プログラムの内容


1. 入門KURUMIコース


このコースはお子様からシニアの方まで、誰でも簡単に製本の仕組みを理解し、体験できる内容になっています。特に人気の製本キット「KURUMI」を使って、1冊の書籍を作成します。オンラインでのLIVE配信により、参加者は自宅に居ながらレクチャーを受けることができ、満足度は99%という高評価を得ています。

2. 初級KurumiPROコース


本の内容から自分で作る体験を組み込んだ初級コースです。機械の臨場感あふれるヴァーチャル製本工場見学も行われ、より深い製本の知識が得られます。作成する「KurumiPRO」により、印刷工程の疑似体験が可能です。

3. 中級TAKUMIコース


製本について本格的に学ぶための中級コースです。リアルな製本工場での見学や、機械の内部を記録した動画によるヴァーチャルツアーも提供されています。全ての必要ツールをセットにした「TAKUMI」キットを利用して、A6版の書籍を制作します。

4. 上級一日製本職人コース


このコースでは、実際の製本現場で職人の手法を1日かけて学びます。他の3コースがオンラインで開催される中、こちらはリアル会場のみで実施されます。参加者はハードカバーの書籍を1冊作成することができます。

研修プログラム開発の背景


製本業界は近年縮小していく中、紙の本の持つ魅力を再発見し、そのクリエイティビティを広めることを目的としています。これにより、若年層への本づくりへの関心を高め、知的・情緒的な成長を促すことを期待しています。

環境に配慮した製本技術


東京美術紙工協業組合では、SDGsを意識した取り組みとしても、廃棄されていた材料を活用した製本キットや新しい製本技術を開発しています。特許技術も増え、業者向けの製品や一般消費者向けの商品が多様化しています。

まとめ


今回の製本研修プログラム「一日製本職人」は、オンラインを活用した新しい形の学びの場として、全国の本好きに腕を振るう機会を提供しています。この魅力的なプログラムを通じて、製本の楽しさと紙の本への愛着を再確認するきっかけになることを願っています。ぜひ、多くの方に参加していただきたいです!


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会社情報

会社名
東京美術紙工協業組合
住所
東京都板橋区舟渡3-28-19
電話番号
03-3967-0271

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