高藏蒸留所 TAKAZO DISTILLERYが送り出す新たなウイスキー
創業以来160年以上の歴史を持つ総合酒類メーカー、明利酒類株式会社(茨城県水戸市)が、約60年ぶりに新たな蒸留所「高藏蒸留所」を設立しました。そして、その第一弾として登場するのが「高藏 REBORN」です。このニューボーンは、伝統の技術と現代の知見を融合させた新しい試みを感じさせる商品となっています。
高藏蒸留所の背景
1952年、ウイスキー造りの情熱が火災によって中断されるという厳しい試練を経て、新たに2022年に再始動しました。以来、独自の酵母開発やアルコールの蒸留など、全国の酒蔵における酒造りを支える技術を磨き続けきました。高藏蒸留所の設立は、その60年を経ての歴史的な一歩です。
そして、いよいよ発表されたウイスキーシリーズは、次の三つのアイテムから成ります:
- - 高藏 REBORN
- - TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH
- - TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH
高藏蒸留所の独自性
高藏蒸留所が位置する水戸は、自然豊かな「水の都」として知られています。この地の特性を最大限に生かしたウイスキー造りを行っており、地下水にはマグネシウムが豊富に含まれています。また、水戸の厳しい気候条件が、ウイスキーの熟成に理想的な環境を提供しています。
職人技とライフスタイル
高藏蒸留所では、ウイスキー製造において最高の職人技を追求しています。水や大麦、酵母から発酵、蒸留過程まで、すべての工程において極上の味わいを目指し、日々研究と実験を重ねています。また、独自に開発したウイスキー酵母が、フルーティな香りと味わいを可能にしています。
新作ウイスキーの紹介
高藏 REBORN
「高藏 REBORN」は、酵母の量を3倍、発酵期間を倍増させたことで得たニューポットを熟成。プラムの香りに始まり、続いてレーズンのような甘さ、最後にはスパイシーな余韻が楽しめます。出荷開始日は2024年10月1日、内容量200ml、価格は3,200円(税別)で、限定5,730本の販売です。
TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH
「TAKAZO PURE MALT PLUM WINE CASK FINISH」は、日本一の「百年梅酒」を熟成させたプラムワイン樽を使用した一本です。フルーティな甘みと芳香なバニラの香りを持ち、2024年10月1日から出荷されます。
TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH
「TAKAZO PURE MALT MIZUNARA CASK FINISH」は、ジャパニーズウイスキーの象徴とも言えるミズナラ樽を使用したウイスキーで、果実の甘さとスパイシーさのバランスを目指しています。こちらは2024年冬以降に出荷される予定です。
加藤喬大の思い
高藏蒸留所の立ち上げにあたって、常務取締役の加藤喬大氏は、曾祖父の技術と想いを受け継ぎながら、現代の技術も取り入れた新たな挑戦を表明。歴史を大切にしつつも、新しいウイスキーの可能性を追求する姿勢が伺えます。
未来への展望
高藏蒸留所は、さらなる発展を目指して、グローバルな視点での製品開発にも力を入れています。I&CO Tokyoとの協業のもと、独自性と普遍性を兼ね備えた商品を世界に向けて発信していくとしています。日本のテロワールを生かした高藏蒸留所のウイスキーに、ぜひご期待ください。
詳細は
高藏蒸留所の公式サイトをチェックしてみてください。