広島の新ビールプロジェクト
2022-08-15 14:30:01

広島クラフト酒メーカーの連携で誕生する新たなビールプロジェクト始動

広島クラフト酒メーカーの連携プロジェクト「HIROSHIMA BARREL RELAY PROJECT」始動



広島の酒業界ががっちりと手を組み、地域の魅力をさらに引き出そうとする新しい試み「HIROSHIMA BARREL RELAY PROJECT」がスタートしました。このプロジェクトは、広島を代表するクラフト酒メーカー5社が連携し、地域の素材をふんだんに活用した新商品を開発するものです。

特に注目されるのは、広島県産の素材を最大限に生かしたクラフトビールの新商品。このビールは、レモンや生姜、牡蠣など地元の食材を取り入れた、何度でも味わいたくなるようなビール造りが特徴です。プロジェクトの初弾として登場するのは、「クラフトビール×ウイスキー」をテーマにしたバレルエイジドビールです。ビールを木樽で熟成させるこの手法は、まだ国内のブルワリーでは多くは行われておらず、新たな可能性が広がります。

バレルエイジドビールが持つ魅力



今回発表された「バレルドエイジドビール」は、SAKURAO BREWERY & DISTILLERYの樽を利用したもので、ウイスキーの風味や様々な香りがビールに深みを与えます。ビールの種類や熟成期間によって、毎回異なる味わいが楽しめるのもバレルエイジドビールの大きな魅力です。特に、香ばしいロースト麦芽の香りやウイスキー樽由来のフレーバーが絡み合った味わいは、食後のひと時やデザートとのペアリングにも最適です。

プロジェクトの背景と目的



「HIROSHIMA BARREL RELAY PROJECT」は、広島で生まれたアルコール飲料を通じて地域の魅力を再発見し、酒文化を盛り上げることを目指しています。また、広島の酒業界の活性化にも繋がる取り組みです。今後は、ウイスキー樽だけでなくワイン樽なども利用したリレー商品が次々と誕生することが期待されています。

参加しているメーカーは、地元の酒造業界に深く根ざした企業が中心です。例えば、SAKURAO BREWERY & DISTILLERYは、廿日市市で根強い歴史を誇り、ウイスキーやスピリッツ製造に挑戦しています。賀茂泉酒造は、純米醸造のパイオニアとして有名で、地域とともにサスティナブルな生産にも力を入れています。藤井酒造やVinoble Vineyardなどもそれぞれの特長を活かして、独自の酒造りを展開しています。

地元への愛を込めて



プロジェクトでは「みんなで創るひろしまブランド」のシンボルマークを商品ラベルに入れ、広島の誇りを感じられる商品作りをしています。この取り組みは、地元の人々だけでなく、観光客にも広島の良さを知ってもらう良い機会となるでしょう。

長い歴史を持ちながらも新しい挑戦が続く広島の酒業界。その中で誕生する新たなクラフトビールが、どのように評価され発展していくのか、今後の展開が非常に楽しみですね。これからぜひ、広島の新しいビールの魅力に触れてみてください!

会社情報

会社名
株式会社カナデル
住所
広島県広島市中区大手町1丁目5-10
電話番号

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