さいたま市みんなのアプリを活用した持続可能なまちづくりの取り組み
NTTドコモビジネス株式会社は、さいたま市、株式会社つなぐ、および株式会社NTTドコモの3者と共に、持続可能なまちづくりを目指して令和5年10月1日に連携協定を締結しました。この取り組みは「さいたま市みんなのアプリ」を基に市民サービスの向上と地域の活性化を図るものです。
背景
この協定は、最近のさいたま市とNTTドコモのデジタルデバイド解消を目的とした協定の延長線上に位置します。令和5年1月にはデジタルデバイドを解消するために双方が協力する協定を結び、さらに6月には産業振興やスマートシティの推進に向けた広範な約束がなされました。今回の協定を通じて、さいたま市、つなぐが提案する「さいたま市みんなのアプリ」にNTTドコモが連携することで、地域の活性化に寄与することを目指します。
本連携協定の概要
この連携協定は、地域課題の解決と地域社会、企業価値の成長を目的として以下の内容に基づいて進められます。
1.
アプリの普及促進:「さいたま市みんなのアプリ」の機能を利用し、市民への利用促進やサポートを行います。
2.
デジタルデバイド解消:デジタルツールの利活用を進め、情報格差を減らすための教育や支援を提供します。
3.
キャッシュレス決済の普及:アプリ内でのデジタル地域通貨機能を強化し、地域の商業活動を促進します。
4.
データ活用:集まったデータを分析し、新たなマーケティング手法やサービス開発を推進します。
5.
その他の協力:地域社会が必要とするさまざまな取り組みについても、相互に協力を進めます。
今後の展開
本連携協定を通じて、NTTドコモビジネスはデータ連携基盤を活用し、市民や企業へのサービスの利便性向上に貢献します。特に「さいたま市みんなのアプリ」に新たな付加価値を生み出し、ビッグデータを活用することで、地域の持続可能な発展を目指します。
「さいたま市みんなのアプリ」は、地域内で利用できるデジタル地域通貨と、さまざまな行政や民間サービスが一体となったスマートフォンアプリです。利用することで、日常生活がより便利に、よりスマートに、そして「さいたま愛」の深まりにも寄与します。
私たちは、地域と企業が持続的に成長できる社会を築くため、引き続きさまざまな取り組みを展開していきます。