情シス向け業務OS『マネーフォワード Admina』に新機能「Admina Directory」登場
マネーフォワードi株式会社は、情シス向けの業務OS『マネーフォワード Admina』において、従業員データベースの新機能「Admina Directory」を正式にリリースしました。この機能によって、情報システム部門は業務に必要な従業員情報を一元管理することができるようになります。
「Admina Directory」の概要
「Admina Directory」は、情報システム部門専用の人事台帳を作成し、管理するための機能です。これまで提供されていた「Universal Directory」が改名され、全ユーザーに展開されます。この新機能は、正社員だけでなくアルバイトや業務委託など、様々な雇用形態の従業員情報を統合的に管理することが可能です。特に、一時的なゲスト利用によって生じる未利用アカウントの棚卸しや、メールアドレスを持たない従業員の管理ができる点が強みです。
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特徴
1.
必要なデータの集約
「Admina Directory」上には、情シス業務で必要とされる情報のみが集約され、性別や給与などの個人情報は含まれません。また、社内IDを判定したいドメインも複数設定できるため、グループ企業においても柔軟に対応できます。
2.
カスタム項目の自由度
従来の表計算ソフトで管理していた項目をそのまま「Admina Directory」に引き継ぐことができ、管理画面から表示項目の変更や新しい項目の追加も可能です。
3.
未登録IDの自動検知機能
各SaaSとの連携により、人事DBに未登録の社内IDが検出された場合、「未登録ID」として自動的に登録が行われ、その後必要な情報を追加することができます。これにより、働き方が多様化している今の時代においても、全ての従業員情報を漏れなく管理可能です。
開発背景
情報システム部門は従来、人事部門が管理する従業員データベースから必要な情報を手動で共有を受けていました。この方法では、双方の部門で情報の管理や更新作業が分かれて行われることが多かったため手間がかかるという課題がありました。この「Admina Directory」によって、人事DBから必要な情報だけを自動で同期させることができ、業務効率的な管理が実現されました。
SaaSとデバイス管理OSとしての『マネーフォワード Admina』の役割
『マネーフォワード Admina』は、SaaSやデバイスの情報を紐付けて管理することで、IT資産を一目で把握できるよう設計されています。これにより、シャドーITの検出や内部不正対策、ITコストの削減を実現します。さらに、ITデバイスに関する割当や在庫管理機能も備えており、包括的な管理が可能です。
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サービス説明動画
会社情報
マネーフォワードi株式会社は、東京都に本社を置き、2021年2月より『マネーフォワード Admina』の開発・提供に取り組んでいます。代表取締役社長は今井義人氏です。