平泉駅のエコ化
2012-07-10 12:05:55
平泉駅のエコ化を促進する遮熱塗料の施工が完了
岩手県平泉町に位置するJR東日本の平泉駅は、夏季の直射日光による熱の影響を軽減し、利用者に快適な空間を提供することを目指して、遮熱塗料の施工を行いました。この施工は、デュポン株式会社が提供する高機能塗料「デュポンTMシールドテック®」を使用して行われ、屋根の面積は約780㎡に及びます。この塗料は高日射反射率を誇り、特に赤外線を効果的に反射することで、温度の上昇を抑える効果があります。
デュポンの遮熱塗料は、内部に中空部分のない真球のシリカビーズを含み、これにより熱の蓄積を防ぎます。また、塗布後には熱がスムーズに排熱されるため、建物内のエネルギー消費を削減するのに適しており、まさに今回の整備工事の要件にピッタリです。
工事は、6月12日から15日までの4日間にわたって実施され、施工を担当したのは新日本塗料株式会社。施工前には洗浄や下塗り処理が施され、仕上がりに対する配慮がなされました。デュポンは今後も、同様の節電対策プロジェクトに力を入れていく計画です。
この取り組みは、JR東日本が進める「エコステ」の一環でもあり、平泉駅はそのモデル駅として位置づけられています。エコステプロジェクトは、自然エネルギーの導入を通じて駅の電力を賄うことを目的とし、太陽光発電や蓄電池の利用が計画されています。また、LED照明の導入と共に、遮熱塗料を使用することで省エネルギー効果を高める狙いもあります。
平泉駅は、世界遺産に登録された美しい観光地である平泉を訪れる人々にとっての玄関口としても重要な役割を果たしています。この駅舎のエコ化は、訪れる観光客や地域住民に対する環境配慮の象徴的な実践といえるでしょう。今後もデュポンは、持続可能な社会の実現に向けて様々な挑戦を行っていきます。
デュポン株式会社は1802年に創業以来、革新と技術を基にした製品を提供し続けています。顧客や政府機関、NGOと連携し、持続可能な食料供給やエネルギー源の脱却など、さまざまなグローバルな課題にも取り組んでいます。今後の取り組みについての詳細は、公式ウェブサイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
-
デュポン株式会社
- 住所
- 東京都千代田区永田町2-11-1山王パークタワー11F
- 電話番号
-
03-5521-8530