エチオピアに明かりを!
2026年2月5日、パルシステム連合会は、認定NPO法人ADRA Japanへエチオピアの電気が届かない地域に送るソーラーランタンを贈呈する目録を手渡す式典を開催しました。この活動は、家庭での照明を節電することを呼びかけ、参加者からの寄付を募るキャンペーン「みんなでライトダウンキャンペーン」の一環です。
参加者からの節電行動が促され、その結果、13万7,830円の寄付金が集まりました。この金額は、現地の住民に効率的な照明を提供するソーラーランタン126個分の費用に活用される予定です。贈呈式には、キャンペーンを主催した西内良子委員長と松本久仁子副委員長が出席し、寄付の目録と共にメッセージボードも渡しました。このメッセージには、参加者からの温かい声が寄せられており、「電気を消してロウソクを灯し、リラックスする時間を持つことができました」「意外と節電ができることに気づきました」など、実施後の感想が見られました。
参加者の一人は「明かりをつけて本を読む幸せが、もっと多くの人に広がればいい」と述べ、別の参加者は「アドラを通じて必要としている人々に届くことへの感謝を表明」しました。
アドラ・ジャパンの青木事務局長は、キャンペーンを通じて多くの人が「電気のない地域」について関心を持ってくれたことに喜びを表し、今後の支援活動への継続的な協力を期待しました。
エチオピアの厳しい現状
今回の寄付は、エチオピアの厳しい環境に対するものでした。物資が不足し、毎日1食の食事で生活する人々が77%もいる地域が存在します。さらに、安全な飲料水を確保することも難しいため、アドラ・ジャパンは水道インフラやトイレの設置を進めています。
特にこのプロジェクトでは、女性を中心にソーラーランタンが提供される予定です。というのも、現地の住居は燃えやすい素材で構成されているため、健康リスクを軽減するためにも無煙で安全なソーラーランタンが必要です。これにより、女性たちが安心して活動できる環境が整うことを目指しています。
環境への取り組み
また、パルシステムは2023年に「エネルギー未来アクション」を策定し、再生可能エネルギーの開発と普及に努めています。営利企業ではなく、環境と共生する社会を目指し、原子力や化石燃料に頼らない電力の使用を進めています。
「みんなでライトダウンキャンペーン」は、この理念を実践する一環として、多くの人々に自分たちのエネルギーの使い方について考えてもらう機会ともなりました。パルシステムはこのような活動を通じ、それぞれの行動が持つ大切な意味を伝えていきます。
今後も、ADRA Japanとの連携を深めながら、持続可能な未来に向けた取り組みを続けていきます。