訪日外国人増加の展望
2025-02-06 15:53:40

訪日外国人数過去最高に!2025年予測も明るい展望

最新の訪日外国人動向と今後の予測



アウンコンサルティング株式会社が発表した2024年の訪日外国人動向調査によれば、今年の訪日外国人旅行者数は約3686万人と、コロナ前の2019年を約500万人上回り、最高記録を更新しました。特に、2024年の12月は過去最高の訪日客数を記録し、訪日市場が確実に回復していることを示しています。さらに、訪日外国人による旅行消費額は約8.1兆円となり、こちらも過去最高を記録しました。

訪日客数の内訳



国別に見てみると、最も多いのは韓国の881万人で、前年よりも57.9%増加しています。次いで中国の698万人(前年同比で減少)、台湾は604万人となっています。特に、韓国では日本のJ-POPやアニメ文化が若者を中心に人気を集めており、このトレンドが訪日客数の増加に貢献していると言えます。台湾においては、観光キャンペーンの効果が訪日意欲を高めています。

キーワードによる検索動向



調査の結果、訪日客の間では「広島旅行」や「熊本旅行」など特定の地域への関心が高まっています。韓国では広島へのアクセスが向上したことが、その人気に拍車をかけています。また、台湾においても、熊本県の観光プロモーションが功を奏しています。これにより、検索数が増加し、訪日意欲がさらに高まる結果となりました。

消費動向の変化



2024年の訪日客旅行消費額は前年と比べて69.1%増加し、宿泊費の構成比が前年比で大きくアップしています。特に、宿泊費が2.7兆円に達したのに対し、買物は2.3兆円にとどまり、買い物よりも宿泊や体験を中心に消費がシフトしています。これは、訪日客が体験をより重視していることを示しています。

2025年の展望



2025年もインバウンド市場は拡大が期待されます。円安などの要因により、訪日客数はさらに上昇し、最高記録を更新する可能性が高いです。また、2024年の「コンデナスト・トラベラー」誌によるランキングでも、日本が世界で最も魅力的な国に選ばれたことからも、その期待が伺えます。ただし、依然として人手不足やオーバーツーリズムといった課題が残っており、持続可能な観光への対応が求められています。

まとめ



訪日外国人市場は明るい展望を見せており、2025年の大阪・関西万博もさらなる追い風となるでしょう。今後、インバウンド業界では官民一体での取り組みが、持続可能な市場を作る鍵となるに違いありません。詳細なデータやさらなる展開については、アウンコンサルティングのウェブサイトをご確認ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

会社情報

会社名
アウンコンサルティング株式会社
住所
東京都千代田区丸の内二丁目2番1号 岸本ビルヂング6F
電話番号
0570-05-2459

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。