Shirofuneが新機能「NG表現設定」を追加
株式会社Shirofune(東京都中央区)は、広告運用ツール「I’m Creative」に新機能「NG表現設定」の提供を開始しました。この機能は、クリエイティブ分析・改善機能の一環として、ブランドのガイドラインや業界規制に引っかかる可能性のある表現を事前に設定し、AIが自動でフィルタリングするものです。
NG表現設定とは?
この「NG表現設定」機能は、ユーザーが設定した不適切な表現を事前に登録し、その内容に基づいてAIがその文脈を判断して処理を行います。これにより、制作現場や広告運用の現場で、ブランドセーフティを確保しつつ、表現の自由度を確保できるようになります。従来は人力で行われていた表現チェックがAIによって効率化され、クリエイティブ表現における工数削減と属人化の課題解決が期待されています。
特徴と利便性
リスト管理による柔軟な設定
この新機能では、ユーザーがさまざまなリストを作成し、案件や部門ごとにNG表現を管理することができます。クリエイティブ分析時に何をフィルタリングするかも自由に選択でき、レポート出力時にはそのリストに基づいて自動的にNG表現が排除される仕組みです。この機能により、ブランドごとの慎重な表現管理が可能となります。
AIによるデータ駆動型の改善
「I’m Creative」自体は、AIを駆使したクリエイティブ分析・改善ツールです。広告の動画や静止画をAIが解析し、そのパフォーマンスを定量的に評価します。そして、そこから得られたデータを基に、自動で改善案を提案します。これにより、経験の浅いメンバーでもプロフェッショナルなレベルの分析が実現可能となり、広告運用の質が大幅に向上します。
企業の歩みと展望
Shirofuneは、設立以来、広告運用の自動化を手がけてきました。AIを活用した広告運用ツールは多くの企業に採用されており、特に海外展開も進めています。2023年2月からは北米やオーストラリアでも導入が進み、広告運用の最前線で活躍しています。2025年には、全米広告主協会が主催する「ANA Marketing Technology Innovator of the Year Awards」での受賞を目指し、更なるサービス向上に努めています。
これからもShirofuneは、新しい広告運用のスタンダードを築き、ユーザーにとってより良い広告環境の提供に邁進していくことでしょう。
まとめ
「I’m Creative」に搭載された「NG表現設定」は、ブランドセーフティとクリエイティブ自由度を両立させるための重要な機能です。これにより広告業界の表現管理が進化し、より創造的で効率的な広告運用が実現されることでしょう。興味のある方は公式サイトで詳細を確認してみてください。
Shirofune公式サイト