ZANPANDAでおすそわけ
2013-12-16 14:03:16

食べ残しをおすそわけ!「ZANPANDA」が新たな環境意識を促進

食べ残しを環境意識に変える新アプリ「ZANPANDA」



忘年会や新年会の季節になると、つい食べ過ぎてしまい、大量の食べ残しが出ることが多くなります。そんなときに活躍するのがWWFジャパンが開発したiPhoneアプリ「ZANPANDA」です。このアプリは、食べ残した料理を簡単に友人や知人におすそわけすることを可能にします。

ZANPANDAの使い方


「ZANPANDA」の使い方は非常にシンプル。アプリをインストールしたら、あとはたった4ステップで「食べ残し」を「おすそわけ」に変えられます。まずはアプリを起動し、食べ残した料理の写真を撮影します。次に、その写真をシェアすることにより、あなたのFacebookの友人や他のアプリユーザーに通知が送られます。そして返答があれば、そのリクエストを承認するだけで、簡単におすそわけが成立します。これで、ただ捨ててしまうのではなく、誰かに食べてもらうことができるのです。

アプリ開発の背景


WWFジャパンが「ZANPANDA」を開発した理由は、ただの啓蒙活動にとどまらず、具体的な行動を通じて問題意識を喚起したいという思いが根底にあります。日本における「食」は、個人の環境負荷の約30%を占めており、日常生活の中でこの問題に目を向ける機会が少ない事実があります。そこで、このアプリを通じて、利用者が実際にアクションを起こすことで、食と環境の関係について考えるきっかけを提供したいという願いが込められています。

食品ロスと環境問題


現在、地球の自然環境は人間の活動によって大きな影響を受けています。その中でも「食」の問題は見逃せません。私たちが消費する食材は多くの場合、環境に過大な待荷をかけて生産されています。実際に、世界の農業生産による温室効果ガスの発生は全体の約11%から14%を占めていると言われています。さらに、食糧の生産、加工、輸送、廃棄などに伴ってもエネルギーが消費されており、これが温暖化を促進しています。

また、日本の個人消費活動においても、約30%が食材による環境負荷を引き起こしています。これは、私たちが日々の生活の中でどれだけ簡単に環境問題に寄与できるかを考える重要な指標です。食べ物を無駄にしないことは、個人として実践できる素晴らしい環境活動なのです。

アプリの詳細


  • - アプリ名: ZANPANDA
  • - リリース日: 2013年12月16日
  • - URL: ZANPANDA公式サイト
  • - 内容: 食べ残しを友人や周囲へシェアできるアプリ。アプリを起動して写真を撮り、シェアするだけで簡単におすそわけが実現します。本企画は、株式会社アサツーディ・ケイと株式会社カヤックの協力により実施されています。

この「ZANPANDA」は、楽しい食事の時間をより良いものにしながら、環境意識を高めてくれる頼もしいアプリです。ぜひ活用して、地域の仲間とともに環境への配慮も意識した食生活を楽しんでみてください。

会社情報

会社名
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン
住所
東京都港区芝3丁目1-14日本生命赤羽橋ビル6F
電話番号

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