全国初の9社認定
2025-08-18 09:27:18

障害者雇用支援サービス適格事業者、全国初の9社認定

一般社団法人日本障害者雇用促進事業者協会(以下「促進協」)は、障害者雇用支援サービス適格事業者として全国で初めて9社を認定したことを発表しました。この新しい認定制度は、障害者雇用における法律と事業主の責任を理解し、それを日常の業務に反映させていることを証明するものです。

制度の背景と設立目的


2025年6月、促進協は障害者雇用支援サービス適格事業者認定制度を創設しました。この制度の目的は、事業者が法律や責務について深い知識を持ち、適正な事業運営を行うことで、業界全体の健全な発展を促すことにあります。これは、障害者雇用の促進を図り、企業と雇用者、さらにはその家族を支える重要な取り組みです。

認定の流れ


認定のプロセスは透明性が高く、複数の段階が設けられています。まず、会員企業は107項目の事業点検リストに基づいて、自社の運営状況を点検します。その結果を認定審査委員会に提出し、厳格な審査が行われるのです。最終的に、すべての評価基準をクリアした企業に対して「障害者雇用支援サービス適格事業者」としての認定が行われます。

認定を受けた9社


今回、認定された事業者は以下の通りです。
  • - 株式会社UNTOLD(大阪府)
  • - 株式会社オーガファーム(茨城県)
  • - 株式会社クリエアナブキ(香川県)
  • - サンクスラボ株式会社(沖縄県)
  • - 株式会社JSH(東京都)
  • - 株式会社スタートライン(東京都)
  • - 株式会社パレット(東京都)
  • - 株式会社マインド(福島県)
  • - 株式会社ワークスバリアフリー(東京都)

これらの企業には、障害者雇用支援サービス適格事業者認定証が交付され、信頼の証とされています。この認定証は、障害者雇用企業や、雇用されている障害者、その家族にとって非常に重要な意味を持ちます。

今後の展望


促進協は、今後も障害者雇用支援事業者としての意識を高め、業界全体のサービスの質を向上させるための活動を続けていくことを表明しています。さらなる改善と、障害者が働きやすい環境の実現に向けて、加盟企業とともに努力を重ねていく所存です。

結論


障害者雇用支援サービス適格事業者認定制度は、障害者雇用の質を高めるための重要なステップです。今回9社が認定されたことにより、より多くの企業がこの流れに賛同し、共に障害者雇用の向上に向けた具体的な行動を取ることが期待されます。障害者がともに働ける社会を築くため、促進協のさらなる取り組みに注目です。


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会社情報

会社名
一般社団法人日本障害者雇用促進事業者協会
住所
東京都三鷹市上連雀1-12-17 三鷹ビジネスパーク1号館3F
電話番号

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