阪急バス、大地震想定の停車訓練を実施へ
阪急バス株式会社は、2025年11月5日(水)午前10時3分から大地震発生を想定した『バス一時停車訓練』を実施することを発表しました。この訓練は、地震などの緊急時における乗客の安全を最優先に考えた重要な取り組みです。
訓練の概要
今回の訓練は、実際の運行中の一部バス車両が安全な場所に約1分間停車し、乗務員によるお客さまへの状況説明と負傷者の有無確認を行います。具体的な実施内容は以下の通りです。
1.
実施日時
2025年11月5日(水) 10時3分より約1分間。
(状況により中止の場合あり)
2.
訓練対象車両
運行中の一部バス。安全な場所に停車可能な営業車および回送車。
(コミュニティバスを含む)
交差点付近・トンネル内など危険な場所では停車しません。
3.
訓練内容
- 10:00:車内のお客さまに訓練実施の案内
- 10:03:設定震度7の地震発生。ハザードランプ点灯、停車
- 乗務員が状況説明と負傷者確認
- 10:04頃:訓練の終了案内を行い、運行再開
このように、阪急バスでは緊急時の迅速な対応を目指し、定期的な訓練を通じてスタッフの教育を行っています。乗客の皆さまには一時的にご迷惑をおかけしますが、訓練の趣旨をご理解いただけますようお願い申し上げます。
その他の影響
当日の訓練により、一部の停留所への到着に遅延が予想されます。公共交通機関をご利用の方々は、余裕をもって移動されることをおすすめします。また、同日には「令和7年度大阪880万人訓練」と「令和7年度兵庫県津波一斉避難訓練」が同時に実施されますので、それに関してもご認識ください。
参考リンク
乗客の安全確保のための今回の訓練は、地域社会全体の防災意識を高める意味でも非常に重要です。阪急バスは今後もこのような訓練を定期的に実施し、地域住民の安全に貢献していきます。