日本初のドネーションミュージック「BEYOND THE BORDER PROJECT」
日本初の試みとして「ドネーションミュージック」が、2009年9月30日より始まりました。このプロジェクトは、音楽を通じて寄付を促進するもので、特に「国境なき医師団」への支援を目的としています。プロジェクトの第一弾楽曲として、「BEYOND THE BORDER」が選ばれ、この楽曲がレコチョクやiTunesなどで配信されることが発表されました。
ドネーションミュージックの仕組み
「ドネーションミュージック」とは、音楽を購入する際に、その収益の一部が自動的に任意の団体へ寄付される仕組みを指します。今回のプロジェクトでは、楽曲をダウンロードした際の流通経費を除いたほぼ全額が「国境なき医師団」に寄付されることになります。この新しい音楽の形態は、従来のチャリティー音楽とは異なり、寄付を目的として販売を行うことのみに焦点を当てています。
クリエイティブなコラボレーション
「BEYOND THE BORDER」には、ジャンルを超えた多数のアーティストが協力しています。彼らは無償で音楽、映像、アートなどの形でこのプロジェクトを支援します。アーティストには、テクノヒーリングジャズユニットのbleür、ジャズヴォーカリストの青木カレン、老舗ハウスユニットのGTSなど、各界の才能が参加しています。
このプロジェクトのクリエイティブな部分は、電通の専門チームによって支えられています。彼らの支援により、新たな形の寄付音楽が実現しています。なお、ACジャパンはこのプロジェクトには関与していません。
参加アーティストの紹介
ここでは、プロジェクトに参加する代表的なアーティストをご紹介します。
- - bleür: 人気映画のサウンドトラックを手がけたジャズユニット。このプロジェクトではオリジナル曲を制作。
- - 青木カレン: 現代女性を代表する美しいディーバで、数々のジャズ賞を受賞。
- - GTS: クラブミュージックにおいて多くのヒットを生んできた老舗ユニット。
- - 鳥山雄司: 「世界遺産」のテーマ曲を提供した著名な音楽家。
- - 野呂一生: リーダーとして数々の名曲を生み出してきたカシオペアのメンバー。
- - 本田雅人: フュージョン界のトップアーティストで、多岐にわたるプロジェクトに携わっています。
プロジェクトの意義
「BEYOND THE BORDER PROJECT」は、音楽を介して行う新たな寄付の形を提供しています。本プロジェクトによって、音楽が持つ力を活かして、より多くの人々に社会的な資源の重要性を理解してもらうことを目指しています。音楽が私たちの生活に欠かせないものであると同時に、社会貢献の手段でもあるということを多くの方々に伝えたいと思います。
このプロジェクトがひとりでも多くの人に支持され、国際的な医療活動を支える力になることを願っています。音楽で寄付をするという新しい形を体験し、より良い社会づくりに貢献してみませんか?