介護給食のDX化
2025-01-30 11:51:26

カイテクノロジーとクックデリ、介護給食のDX化を推進する提携発表

介護福祉給食をDX化する新サービスが誕生



株式会社カイテクノロジー(所在地: 東京都新宿区)とクックデリ株式会社(所在地: 東京都港区)は、介護福祉施設向けの新しい給食ソリューションを提供するための業務提携を発表しました。この新サービスは、2025年1月より始動し、業界が抱える人手不足問題の解決に寄与することを目指しています。

介護施設における新たな給食ソリューション


この提携により、カイテクノロジーが提供するクラウド型栄養・給食管理システム「Mr.献ダテマンWeb施設用」と、クックデリの完全調理済み冷凍食品を組み合わせたトータルサービスが展開されます。この新たな取り組みにより、食事の提供が手軽になり、施設の運営が大幅に効率化されることが期待されています。

新サポート機能の概要


業務提携によって実現される具体的な機能には、以下のポイントがあります。

1. 献立作成の省力化
クックデリが提供する詳細な栄養価情報を活用し、簡単に献立を作成できるようになります。この献立データは管理栄養士がしっかりと栄養価を考慮して作成しているため、安心・安全な食事の提供が可能です。

2. 給食運営の効率化
提供される献立データがシステム内で反映され、各種帳票が自動的に作成されます。これにより、献立表や給食日誌などの作成が簡単になり、大幅な時間の節約につながります。

3. 発注業務の簡素化
クックデリの専用ECサイトからの注文で、完全調理済み冷凍食品が容易に手に入ります。これにより、解凍と盛り付けだけで食事の提供が完結し、調理にかかる手間が大幅に削減されます。

4. 監査業務の合理化
監査に必要な帳票なども簡単に作成でき、新LIFEシステムとの連携により、効率的な栄養ケアが可能になります。

なぜこのサービスが必要か


現在、介護・福祉業界において管理栄養士や調理師の人手不足は深刻な問題です。この課題を解決するためには、業務の効率化が求められています。クックデリの完全調理済み冷凍食品を利用することで、調理の手間を大幅に省くことができ、より多くの施設で簡単かつおいしい食事を提供できるようになるでしょう。

立ち上げプロセスについて


新しいサービスの発表に際し、両社は今後とも連携を強化し、さらなるサービス向上を目指していく方針です。この提携がもたらすアウトカムとして、後述する二社の自社運営による新システムが大きく寄与することが期待されています。

クラウド型給食管理システム「Mr.献ダテマンWeb」とは


「Mr.献ダテマンWeb」は、日本全国約4000の介護・福祉施設で使用されているシステムで、約40年にわたるノウハウが詰まっています。このサービスは、管理栄養士をサポートする基本機能が充実しており、高いサービス継続率を誇ります。引き続き、給食現場の効率化を支援するため、機能の拡充が進められる予定です。

クックデリに関する詳細


クックデリでは、高齢者向けのフレイル予防を念頭に置いた食料品の研究・開発を行い、全国約5500の介護施設でサービスを提供しています。毎日約16万食をお届けしており、利用者から高い評価を得ています。この背景には、管理栄養士の専門的なサポートがあるため、安心して使用できます。

会社情報


カイテクノロジーは、介護・福祉分野のニーズに応えるため、システム開発に注力しており、今後もIT技術の向上を図っていく方針です。一方、クックデリも高齢者向け食品の開発に注力し、両社ともに人手不足解消に向けた取り組みを強化していきます。これからの展開が非常に楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社カイテクノロジー
住所
東京都新宿区内藤町87大木戸庁舎6階
電話番号
03-6273-0408

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