地域の空き家問題が深刻化する中、2月17日と18日の2日間、和歌山で『タウンマネジメントスクール』が開催されます。このイベントは、(公社)和歌山県宅地建物取引業協会が主催し、持続可能なまちづくりを目指し、地域の価値を高めるための新たな不動産業のスタイルを探るものです。
特に日本全体で増えている空き家は、治安の悪化や地域の価値低下を招いており、これが地域住民の深刻な懸念となっています。そのため、地域の空き家をどのように活かし、経済的な活性化に結びつけることができるのかを真剣に考える必要があります。このセミナーでは、現場で活躍する専門家たちが集結し、彼らの経験と知識をもとに、具体的な解決策を模索します。
イベント概要
『タウンマネジメントスクール』では、参加者が不動産業の現状と未来を理解し、実際のフィールドワークやワークショップを通じてアイデアやビジョンを具現化する機会が設けられています。
1日目のプログラムでは、丸順不動産株式会社の小山隆輝氏が「まちの価値を高める不動産業」をテーマに講演し、その後、実際に大新エリアのリノベーション物件を訪れるフィールドワークが行われます。地域の課題を皆で分析し、解決策を発表するワークショップも用意されています。
2日目には、株式会社ここくらすのあらいきよてる氏が新しい時代の物件傾向について講演をします。また、和歌山市内でのフィールドワークを通じ、地域の魅力を発見し、それを商品化するためのプランの策定を行います。最終的には、合同会社オフィスキャンプの坂本大祐氏が地域の取り組みを発表し、参加者全員でまとめを行います。
参加をお勧めしたい方々
このイベントは、まちづくりに興味を持つ方々や、実際に地域づくりに携わっている方々、さらに新たなビジネスチャンスを探している方々を対象としています。参加資格があるため、参加を希望される方は事前にお問い合わせください。
地域の未来を共に考え、具体的な行動に移していくこのイベントは、非常に価値のある機会と言えるでしょう。参加者が一堂に会することで、多様な視点やアイデアに触れ合い、互いに刺激を受けることが可能です。ぜひ、この機会をお見逃しなく!