ジタンプ飯の魅力
2020-04-09 11:01:43
キャンプ料理トレンド2020:映え離れからジタンプ飯への進化が示す新たな潮流
キャンプ料理の新たなトレンドが明らかに
昨今のキャンプブームは新たな段階に進化しています。「キャンプ料理トレンド調査2020」では、キャンプ飯のトレンドが“映え離れ”から“ジタンプ飯”に移行していることがわかりました。特に、20代の若年層にとってキャンプ飯が多国籍化しているのも特徴です。
映えから実用性が重視されるキャンプ飯
ソトレシピ総研によると、経験者の約50%が「料理」に最も時間を使うと回答。これに対し、食事そのものを楽しむ姿勢が見えてきます。約45%が「食べること」を好むと答え、キャンプの楽しみを料理そのものへとシフトさせていることがわかります。興味深いのは、料理で重視する点は「手軽さ」が70%、その後に「おいしさ」と「シンプルさ」が続きます。どうも、SNSでの映えに対する関心は減少傾向にあるようです。
ジタンプ飯が象徴するキャンプ料理の変化
このトレンドは「ジタンプ飯」と呼ばれ、シンプルで手軽に作れる美味しさが魅力です。興味深くも、男女間での好みで明確な差が見られ、女性は手軽さやおいしさを重視する一方、男性はワイルドさや豪華さを好む傾向にありました。これは、キャンプ料理が個々の楽しみ方における差異を映し出しています。
和食の人気に注目
さらに、「キャンプでよく作る料理」では、驚くべきことに和食の支持が高まっているのです。1位が洋食、そして2位には和食がランクイン。多くのキャンパーが肉じゃがや味噌汁、さらにはすき焼きやうな丼などをキャンプで楽しんでいることから、和食の存在感が際立っています。特に、20代層は中華やフレンチなど多国籍のキャンプ飯を志向する傾向が強いわけです。
デュオキャンプという新しいスタイル
調査によると、キャンプをする人数ではファミリー層が多い一方、デュオキャンプも少なくない現状が。しかし、20代では47%がこのスタイルを好むとの結果も出ており、今後もデュオキャンプの人気が高まっていくと見られます。これにより、個々の嗜好やパートナーとの充実した時間を楽しむスタイルが浸透してきたのです。
初心者キャンパーの実態
一方で、キャンプ初心者に対する調査では、非日常を味わいたいと思う一方で“意外と忙しい”という意表をつく結果が見えました。おいしい料理や非日常感を求めながらも、それを実現するための難しさを感じているようです。料理のスキルを磨くことで、キャンプ体験全体の充実感が高まると回答した人が57%を超え、料理がキャンプ体験の鍵になっています。
ミックスキャンプの可能性
キャンプの楽しみ方に限界はないという意見が増えており、「今も楽しいがさらに充実させたい」という回答が55.8%を占めています。特に20代はこの傾向が顕著で、彼らはマリンスポーツやハイキング、サウナを組み合わせた新しいキャンプスタイルを模索しています。
結論
今回の調査を通して、キャンプは単なるレクリエーションではなく、文化として根付いていることが浮き彫りになりました。ソトレシピは今後もこのようなキャンプ料理市場に関するリサーチを続け、より多くの人に豊かなアウトドア体験を届けていきたいと考えています。特に、個々の楽しみ方や食の豊かさを通じて、様々なキャンパーにとっての貴重な体験を提供していきます。
会社情報
- 会社名
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株式会社ソトレシピ
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- 東京都豊島区西池袋1-11-1メトロポリタンプラザビル14F
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