盛岡市で新しい文化の拠点を創るクラウドファンディング始動

株式会社ヘラルボニーと株式会社川徳は、盛岡市の新たな文化拠点を目指すため、クラウドファンディングを通じて1,000万円の支援を募るプロジェクトを開始しました。この取り組みは、リニューアルに伴う店装や新規の販促企画に向けたもので、地元の皆さんとともに進める地域活性化の一環として位置付けられています。

クラウドファンディングの背景

1866年に誕生したカワトクは、これまで地域の人々に愛されてきましたが、近年の地方百貨店は厳しい状況に直面しています。COVID-19の影響による閉店や経営破綻の報道も耳にします。そのため、カワトクは新たな挑戦として2023年から全館リニューアルプロジェクトに着手し、地域の活性化を図る決意を固めました。このリニューアルを通して、地域の皆さまと共に百貨店の存在意義を改めて問い直し、日本の百貨店が未来に向けた先進モデルとなることが目標です。

目的と期待する効果

このプロジェクトでは、カワトクのリニューアルを通じて、多様なニーズに応える文化の拠点やサードプレイスの創出を目指します。新店舗の面積は従来の5倍以上で、ギャラリーやカフェといった新しいスペースも生まれます。ヘラルボニーのミッションは「障害のイメージを変え、80億人がありのままに生きる社会を実現する」こと。このビジョンに基づき、誰もが「そこに居ていい」と感じられる居場所作りを目指しています。

クラウドファンディングの詳細

クラウドファンディングは2023年10月25日に開始され、2024年1月23日までの間、支援を募ります。目標金額は1,000万円で、資金はヘラルボニーの店舗リニューアルに関する工事費用に使用されます。また、All in形式を採用しており、目標金額の達成にかかわらず、集まった資金は全て受け取れるモデルです。様々なリターンが用意されており、地域の名産品やオリジナル商品が楽しめる内容が盛り込まれています。

まとめ

ヘラルボニーと川徳は今後も盛岡の未来を見据え、地域の皆様と共に新たな文化施策を展開していく意向です。地域活性化に向けたこの取り組みに、参加者の声が集まり、カワトクが新しい百貨店の形を見せることが期待されています。ぜひ、プロジェクトへのご参加を検討してみてください！

プロジェクトページはこちらをご覧ください。