タノムと大阪府の新たな事業連携
大阪府の中小企業を支援するため、株式会社タノム(以下、タノム)が締結した事業連携協定について詳しくご紹介します。タノムは、卸業者向けの受発注システム『TANOMU』(タノム)を提供しており、このシステムを用いて大阪府内の企業のデジタル化・DX推進を目指しています。
タノムの取り組みとは?
タノムのサービスは、飲食店や理美容業などの店舗と食品卸売業者との間の効率的な受発注管理を可能にするものです。スマートフォンやPCを利用することで、従来の対面や電話、FAXによるアナログな受注業務をデジタル化し、非対面での営業活動を強化します。これにより、業務の効率化や収益の拡大が実現されるのです。
昨今、卸業界では人手不足や原材料、人件費の高騰が問題視されており、経営の効率化は急務となっています。タノムはこうした問題を解決するために開発されたシステムであり、既に多くの飲食店や卸売業者に導入されています。さらに、タノムはユーザーのLINEアカウントへのメッセージ配信や、おすすめ商品の案内機能などが高く評価されています。
大阪府との連携の背景
このたびの協定は、大阪府が新たに立ち上げた「大阪府DX推進パートナーズ」にタノムが選ばれたことに起因します。このプラットフォームは、DXに関する課題を抱える府内中小企業へ、デジタル技術を活用した解決策を提供するものです。タノムは、この取り組みの一環として、企業が抱える「お困りごと」を解決できる支援を行います。
大阪府内の企業に限らず、関西広域連合域内(滋賀、京都、兵庫、奈良、和歌山、鳥取、徳島)にある企業にも相談の窓口を設けており、幅広い支援を目指しています。
タノムの今後
タノムは続々と導入店舗を増やしており、現在ではすでに10万店舗を超えるまでに成長しています。これからも様々な企業と連携し、業務のデジタル化を進めていくことで、中小企業の成長に寄与していく確固たる姿勢で取り組んでいます。
また、タノムは自社のシステムだけでなく、質の高いサポートと情報提供を通じて、企業のDXを推進し、効率的なビジネス運営ができるよう支援していく方針です。一層の発展と、多くの企業の成功事例を創出することを目指しています。
株式会社タノムの基本情報
本社は東京・渋谷区に位置し、2018年11月1日からサービスを開始しています。タノムは、WEBサービスの運営や開発に注力し、今後も様々な事業展開を見据えている企業です。さらに、QRコードやスマートフォンを活用した新たなサービス展開も予定しており、業界全体のさらなる顧客体験の向上を目指しています。
タノムの最新情報やサービスへのお問い合わせは、公式ウェブサイト(
タノム公式サイト)からご確認ください。
タノムと大阪府の連携は、今後のビジネス環境に大きな影響を与えることでしょう。中小企業のデジタル化が進む中で、タノムの役割がますます期待されています。