二つの国を相手にした激闘の記録
8月7日、女子ユース(U-18)日本代表がルーマニアで開催された第11回IHF女子ユース世界選手権の9位決定戦でフランスに挑みました。試合は38-31で勝利し、全日程を通じて9位での終幕を迎えました。今回はこの試合を振り返り、女子ユース代表の奮闘をお伝えします。
試合の流れ
前半:緊張感漂う接戦
試合の初めから日本は激しいディフェンスを展開し、相手のミスを誘発しました。坂本愛紗美の速攻や中筋海南、中川りのあの得点で早速リードを取る場面も見られましたが、フランスの体格差を前に何度も追いつかれる展開が続きます。
前半17分、フランスに勝ち越しを許すも、19分には中川のウイングシュートで再び同点に追いつくなど、一進一退の攻防が繰り広げられました。しかし、前半終了直前に相手に連続得点を許し、18-19で1点ビハインドのまま折り返しました。
後半:圧倒的な攻撃でリード
後半に入ると、日本代表は主力の三浦陽奈が活躍し、同点に追いつくと瞬く間にリードを奪います。中筋と坂本がゴールを重ね、得点差を広げていきます。39分には中筋が獲得した7mスローを三浦が決めて、24-21とします。
41分以降はさらに流れが加速し、フランスがマンツーマンディフェンスを試みても日本の選手たちは冷静にオフェンスを展開。ゴールキーパー新垣瑠唯や松浦優の好セーブもあり、フランスの攻撃を封じます。残り7分、フランスが追い上げを図りますが、タイムアウトを取ることで選手たちは冷静さを保ちました。
最後に三浦がロングシュートを成功させ、再び7点差となり、試合を締めくくる中川の得点で38-31で勝利。三浦は大会を通じて最多の13得点をマークし、殊勲の選手として称賛されました。
大会の総括と次への期待
女子ユース代表は、予選ラウンドでの安定したプレーで2位で通過し、メインラウンドではスイスとの接戦を経験しながらも、スロベニアに勝利。9位決定戦でオランダを下し、最終的にフランスを破って大会を締めくくりました。
全日程の結果
- - 7月29日(水)39-19 ○ アンゴラ
- - 7月30日(木)31-27 ○ ブラジル
- - 8月1日(土)30-32 ● スロバキア
- - 8月3日(月)31-41 ● スイス
- - 8月4日(火)34-30 ○ スロベニア
- - 8月6日(木)47-36 ○ オランダ
- - 8月7日(金)38-31 ○ フランス
大会全体を通じ、多くの経験を積んだ選手たち。今後の成長が期待される女子ユース日本代表のさらなる挑戦に注目です!
本大会の試合は、IHF公式YouTubeチャンネルでライブ配信され、ファンの皆様が応援できる環境も整っていました。詳細な試合スタッツは、IHF大会サイトで確認できます。