IHGが新たなラグジュアリーブランドを日本で発表
2024年12月12日、IHGホテルズ&リゾーツは日本市場向けに新たなラグジュアリー&ライフスタイルブランド「ヴィニェット コレクション」を発表しました。このイベントでは、ブランドの理念や特徴について多くの参加者に向けて紹介されました。ヴィニェット コレクションは、IHG初のコレクションブランドであり、個性的で多様性に富んだホテルが集まったセレクションです。
ヴィニェット コレクションの特徴
ヴィニェット コレクションでは、各ホテルが持つ独自の魅力を最大限に生かし、個性的な滞在が体験できることを目指しています。ゲストは、滞在するホテルそれぞれが展開する特別なリチュアルや文化的な要素を通じて、地域の魅力に触れ、心に残る体験をすることが奨励されています。
2021年の誕生以来、ヴィニェット コレクションは急速に拡大を続けており、現在は50軒以上のホテルが開業または開業準備中です。将来的には、10年以内に100軒のホテルを目指すという野心的な計画が進行中です。すでに19 軒のホテルが世界中でオープンしており、日本でも今後の展開が期待されています。
日本における初進出
日本初となるヴィニェット コレクションとして契約を締結したホテルは、歴史あるリーガロイヤルホテル(大阪)です。このホテルは2023年6月にIHGのシステムに加わり、2025年4月には「リーガロイヤルホテル大阪 ヴィニェット コレクション」としてグランドオープンを迎える予定です。また、北海道ではザ・ウィンザーホテル 洞爺リゾート&スパも新たに契約が結ばれ、こちらも期待の声が高まっています。
IHGホテルズ&リゾーツの日本及びマイクロネシアのマネージングディレクターであり、CEOでもあるアビジェイ・サンディリア氏は、ヴィニェット コレクションの日本でのデビューが、IHGの日本におけるコミットメントを示すものであると述べています。特に、リーガロイヤルホテルとザ・ウィンザーホテルのような伝統のあるホテルが参画することで、ブランドの独自性と体験の多様性がさらに広がります。
社会的責任と地域貢献
ヴィニェット コレクションの全ホテルは、独自の社会的責任を持ち、地域との関わりを大事にしています。慈善団体との提携や地域貢献活動を通じて、ポジティブな変化を促進することを目指しています。これにより、訪れるゲストにもその地域の文化や伝統に触れていただくことができ、深い体験を提供しています。
独自の「思い出に残るリチュアル」
ヴィニェット コレクションでは、各ホテルが提供する「思い出に残るリチュアル」を体験できる機会も設けられています。これは、土地の文化を生かした特別なサービスで、ゲストにとって忘れられない瞬間を創出することを目的としています。イベント当日には、リーガロイヤルホテル大阪で提供予定の琴奏者による独特な演奏を体験することができ、参加者からは大きな関心を集めました。
世界各国のユニークな体験
また、発表イベントでは、タイやオーストラリア、英国などに展開するヴィニェット コレクション各ホテルのユニークな体験を紹介するブースも設けられ、参加者は各国の文化に根差した特別なサービスを体感することができました。例えば、オーストラリアのブリスベンでは旅行者が地元アーティストによる音楽体験を楽しめるサービスが用意されています。
このように、さまざまな文化や伝統を基にしたサービスを通じ、ヴィニェット コレクションはホテルの魅力の新たな形を展開しています。今後の展開がますます楽しみになるプロジェクトです。