兵庫県川西市でのチャリティゴルフ大会
2023年12月1日、兵庫県川西市の鳴尾ゴルフ倶楽部にて、「第32回古田敦也チャリティゴルフ大会」が行われました。この大会は、川西市名誉市民であり、元プロ野球選手かつ監督として活躍した古田敦也氏の協力のもと、少年野球の発展を目的として毎年恒例のイベントとして開催されています。古田氏はこの大会に参加し、選手や市民たちとの交流を楽しみました。
コンペには129人の市民が参加し、スポーツタオルや地元特産の「いちじくアマンドケーキ」を参加賞として受け取りました。古田氏が現役選手だった1993年から始まり、今年で32回目を迎えるこのイベントには、地域に根付いた強い絆を感じさせる場面が多くありました。
今年は特別ゲストとして元東京ヤクルトスワローズの選手、松岡大吾氏も参加し、会場は一層の盛り上がりを見せました。大会の運営は川西市少年軟式野球連盟が担い、川西市が後援しています。
コンペの特設チャリティホールでは、参加者がワンオンできなかった場合、1,000円を寄付するルールが設けられ、古田氏自身もゲームを楽しみながら貢献しました。表彰式では彼が入賞者の成績を発表し、参加者たちに対し熱い声援を送っていました。
入賞者たちには、「高級肉」や地元名物の「ちゃんぽん・皿うどんセット」などが贈られ、特に古田氏の背番号27にちなんだ27位の参加者にも特別賞が用意されていました。
さらに、チャリティオークションも開催され、古田氏のサイン入りボールやグラブ、バット、プロテクターなどが出品され、多くのファンにとって貴重なアイテムとなりました。これらの収益金も全てチャリティに充てられ、最終的には合計59万円が川西市少年軟式野球連盟に寄付されることとなりました。
古田敦也氏は、寄付を通じて「この資金が少年野球の発展や、野球を通じて青少年を健全に育てる助けになれば」とコメント。イベントは無事に成功し、地域に根付いた意義を再確認しました。今後もこのような活動が続くことを多くの参加者が期待しています。