豊橋市が誇る農産物を活かした新メニューが続々登場！

豊橋市の農業の魅力

愛知県豊橋市は、日本でも有数の農業エリアとして知られています。この地域は平坦な地形と温暖な気候を活かし、様々な農畜産物が生産されており、特に大葉、次郎柿、ラディッシュはその中でも注目される存在です。豊橋市の農業産出額ランキングは全国14位を誇り、多様な作物の栽培で地域の食文化を支えています。

「食と農の高付加価値化」への取り組み

豊橋市は、「食と農の高付加価値化」を理念に掲げ、地域内外の皆さんに愛されるまちづくりを推進しています。その一環として、2019年度から始まったのが、農家と飲食店とのマッチング会です。これにより、地元の新鮮かつ質の高い農産物を使用したメニューが次々と誕生し、地域の特産品をより多くの人に楽しんでもらう試みが進行中です。

秋冬のマッチング会の成果

2023年度、豊橋市では2回のマッチング会を実施。7月には冬の生産物に特化したイベントが開催され、日本料理、洋食、居酒屋など多ジャンルから20店舗が参加しました。この会では、農家が自ら生産した食材についてプレゼンを行い、その魅力を伝えました。21軒の農家が揃い、次郎柿や大葉、サツマイモなど様々な食材が新たなメニューへと変化を遂げました。

特に、参加店舗からは「金オファー」と呼ばれる新メニュー提供のリクエストが18件（前回イベントより増加）、「白オファー」として継続的な取引を希望するリクエストも45件寄せられました。

新メニューの一部紹介

今回発表された新メニューの中でも特に注目を集めたのが、以下のアイテムです：

- 天狗缶詰×州田園：ウズラ卵のフライに豊橋産の大葉粉末を使用した「うずらボール」（648円）。
- カレーハウスCoCo壱番屋：次郎柿ポテサラダ（380円）をぜひお試しあれ。
- ニクロハの豊橋デザートサラミ、トマトシフォンケーキ等、地元食材を最大限に活かした面白い料理が並びました。

また、農業活動の中で協力を得た各店舗は、それぞれの農家との関係を深め、豊橋産の特産物のブランド力向上を目指しています。

地元食材を使用した割烹や居酒屋も

豊橋市の飲食業界では、地元の特産物を使用した新しいメニューの開発が進行中です。居酒屋「ほなか」では、サツマイモを使った炭火焼き料理を提供し、地酒と組み合わせた逸品を展開。これにより、新たな食の体験をお届けしています。さらに、「飛騨路」では、秀麗豚を使った角煮定食が新たに登場しています。

SNSでの情報発信

新メニューは各店舗で順次提供されており、詳細な情報はデジタルエムキャンパスのSNSに掲載されます。ぜひ、豊橋市の特産物を使用した様々なメニューを通じて、この生産地の魅力を体感してみてください。

豊橋市は、地域の農産物を最大限に活用し、消費者に新たな価値を提供することを目指しています。皆様もぜひ、その味わいをお楽しみくださいますよう、心よりお待ちしております！