Earth Hacksが進める次世代食材「kin-pun」
地球環境を思った新たなタンパク質源が日本に登場します。それが、Earth Hacks株式会社が中心となって開発している「kin-pun納豆菌紛」です。これは、従来の納豆から抽出した納豆菌を用い、豊富なタンパク質を持つ新しい食材としての実用化を目指しています。
生活者共創型のプラットフォーム
Earth Hacksは、脱炭素関連の商品やサービスを通じて生活者と共に未来の食文化を育成することを目的に設立されました。代表取締役社長である関根澄人氏は、環境問題を経済活動と結びつけた取り組みを進めており、三井不動産と協力し「&mog」を通じて街の活性化にも貢献しています。特に、日本橋を中心とした地域の食文化の発展をコーディネートするイベントや活動を積極的に企画しています。
「大屋根夏まつり in NIHONBASHI」での試食会
この夏、特に注目すべきイベントが「大屋根なつまつり in NIHONBASHI」です。8月22日と23日にコレド室町テラスで開催されるこのイベントでは、初めて一般向けに「kin-pun」の試食会が行われます。この機会に、食材を通して生活者が新たな価値を見出し、持続可能な未来に一歩近づくことができるでしょう。
試食会では、納豆菌を使った「kin-punフィナンシェ」が提供され、アンケートに応じた方にはプレゼントも用意されています。
食品の可能性を広げる「kin-pun」
「kin-pun」は、納豆菌を原料としたタンパク質源としての特性を活かし、パン、麺類、スイーツなどに応用が可能です。新しい調理法や成分が注目される中で、この新しい食材は私たちの日常的な食事にも幅広く取り入れられることが期待されます。また、香りや味わいも抜群で、食の楽しみを提供しつつも環境負荷の低減を目指しています。
持続可能な未来を見据えた動き
このプロジェクトを通じて、Earth Hacksは日本の食産業を活性化し、地球環境にも配慮した食文化の確立を目指しています。関根社長は「家族や友人と共に楽しみながら、より持続可能な選択肢を広げていきたい」と語り、企業と生活者が共に未来を歩む重要性を強調しています。
今後も、「&mog」との連携を通じて、さまざまなイベントやコンテンツが展開され、脱炭素をテーマとした新たな食の形が提案されることでしょう。
結論
今回の取り組みは、ただ新しい食材を提供するだけでなく、地域の活性化や食文化の発展につながる重要な一歩です。「kin-pun」を通じて、食の未来に興味を持ってもらい、多くの人とのコラボレーションを期待しています。イノベーションがもたらす新しい食価値を、是非ともこの機会に実感してみてはいかがでしょうか?