ポールカが新アーティスティック・ディレクターを迎え、革新へと挑む

フランスの人気レディ・トゥ・ウェアブランド、ポールカが新たなアーティスティック・ディレクターのマキシム・シモアンスを迎え、ブランドの新たなビジョンを切り開くことを発表しました。ポールカは1988年から多様なライフスタイルを持つ女性のためのコレクションを展開しており、特にリトルブラックドレスやトラペーズドレス、カクテルドレスなど、クラシックなファッションアイコンをイメージさせるアイテムが揃っています。これまでのコレクションは、マスキュリンさとフェミニンさ、さまざまなコントラストが美しく組み合わされています。

マキシム・シモアンスは、今後ポールカのアトリエチームとの連携を通じて新しいクリエイティブな方向性を模索すると述べています。34歳のシモアンスは、パリのエコール・ドゥ・ラ・シャンブル・サンディカル・ドゥ・ラ・クチュールを卒業し、2009年にはイエール国際フェスティバルに初の作品を出品、同年にはパリファッションウィークでファーストコレクションを発表しました。その後、2015年からは自身のメンズライン『M.X Paris』を立ち上げ、複数のブランドで経験を積んできました。

ポールカオーナーのグザビエ・マリーは、ブランド創業30周年を見据えた新たなアーティスティック・ディレクターの就任を心から喜んでおり、マキシムと共にフランス文化をテーマにした女性らしさとグラマラスなビジョンを共有することに期待を寄せています。

一方、マキシム・シモアンスもポールカのブランドアイデンティティに共感しており、特に現代女性の多様性を反映した洗練されたワードローブに対して魅力を感じているそうです。彼は、仕事を持つ女性やエレガントさを求める女性に理想的なコレクションを提供するポールカに強力な魅力を見出しています。また、パリの中心地に位置するアトリエでのクリエイティブな作業や、手の届く価格で質の高い製品を提供する姿勢にも賞賛の意を示しています。

ポールカは、1988年から続くラグジュアリーブランドとして、タイムレスなスタイルを持ち、パリジャンエレガンスとネオクラシックを体現しています。洗練されたデザインとグラフィカルなスタイルが特徴で、現在は世界37カ国に展開しており、幅広い層の顧客に支持されています。これからのポールカの展開にぜひ注目していきたいところです。

読者の皆様には、ポールカの新たな章にぜひご期待いただきたいと思います。