短編映画『そわかの君(仮)』
2025-12-09 09:29:19

北海道の静寂に祈りを込めた短編映画『そわかの君(仮)』がついに始動

北海道の静寂に祈る短編映画『そわかの君(仮)』



北海道とフランス文学の調和する世界が魅力的な短編映画『そわかの君(仮)』。この作品は、失われた記憶と静寂の中で向き合う人々の姿を描いています。物語は、冬の北海道の美しい風景の中、若い男女が交わす言葉を通じて展開され、互いに思い出と向かい合う瞬間を捉えています。

作品の背景


『そわかの君(仮)』は、米国とフランスを行き来するクリエイティブプロダクション、Mt. MELVIL(マウント・メルビル)によって制作されています。この作品のインスピレーションは、フランスの文豪ヴィクトル・ユゴーの詩『明日、夜が明けてすぐに(Demain, dès l’aube)』から来ており、詩的な映像藝術が詰まった20分にわたる短編映画です。

映画の舞台は、安藤忠雄氏が設計した札幌・真駒内滝野霊園「頭大仏」と、小樽のオタモイ地蔵尊、地域の文化遺産と自然の美しさが交差する映像詩が期待されています。

制作の進捗と支援の必要性


2025年7月に夏部分の撮影が完了し、現在は冬のシーンの撮影と編集費用(300万円の目標)の支援を募集しています。本作は企業や商業配給に依存せず、地域アーティストと協力して制作する国際共同プロジェクトです。「風景そのものが語る物語」を次世代に残すため、この映画を地域の貴重な文化遺産として未来に託したいと考えています。

監督メッセージ


監督のヴィクター・ボカードは、初めて「頭大仏」の前に立ったときの静けさに感銘を受け、その時に幼いころの祖父との思い出が蘇ったと語っています。自然と人が向き合う瞬間には普遍的な感情が存在し、それを描き出す舞台として、北海道の美しい自然は申し分ないとも言います。

あらすじ


作品では、雪に包まれた道を歩く若い男女が描かれ、彼女が彼を「終わりと始まりの場所」へと導きます。やがて現実と幻想が融合し、老いた彼が再びその地を目指す途中で、かつての記憶と約束が復活していく様子が綴られます。

主要スタッフとキャスト


  • - 監督: ヴィクター・ボカード - フランス出身の映画監督で、本作が初の日本ロケ作品です。
  • - 出演者: 木村文 - 人気ドラマ「全裸監督2」などに出演。
  • - 撮影監督: エルワン・クロアレク - 自然光を用いた美しい映像で知られている。
  • - 音楽: セイジ・チャンポリオン - フランスと日本のルーツを持つ作曲家。
  • - 絵画: 弓月(Yuzuki) - 油彩作品を制作する東京の美大生。

今後のスケジュール


  • - 2026年1月: 冬パートの撮影(札幌周辺)
  • - 2026年春〜夏: 編集・仕上げ
  • - 2026年夏以降: ヨーロッパ・アジアの映画祭で上映予定
  • - 2027年: オンライン公開

制作支援のお願い


この映画は時間や言葉を超えた「祈り」を伝えるプロジェクトです。北海道の冬の美しさや人々の記憶を世界に繋げるため、商業的な枠を超えたアーティストと地域の協力を通じて実現しています。映画が、北海道の記憶と新たな物語のスタートとなることを願っています。支援を検討していただける方々の協力を心よりお待ちしています。

【お問合せ】
Mt. MELVIL
担当: 坪田 孝明
E-mail: [email protected]
Web: sowakanokimi.com


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会社情報

会社名
マウントメルビル株式会社
住所
東京都渋谷区鉢山町15-5セダストーンヴィラ3F
電話番号

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