自伐型林業支援事業
2024-11-20 12:25:33

地域の自伐型林業支援を目的とした新助成事業の公募開始

地域の自伐型林業支援を目的とした助成事業公募の開始



国土の約7割を森林が占める日本。森林の管理は大規模な事業に依存し、小規模な林業事業者は支援が行き届くことが少なく、地域に眠る資源の活用が課題となっています。そこで、地域の自伐型林業を支えるための新たな助成事業の公募が始まります。

助成事業の背景


今回の助成事業は、休眠預金活用事業の一環として「地域山林の未来を担う林業者サポート事業」として実施されます。これまで大規模な林業者に依存していた林業の運営を見直し、小規模な自伐型林業の取り組みが新たな可能性を秘めていることが背景にあります。小規模な林業者は、地域での活動を通じて新しい林業の形を築くことが期待されています。

助成内容とスケジュール


この助成事業では、最大1,575万円の助成金が提供され、5団体が支援の対象となります。助成期間は2025年4月から2028年2月までの約3年間です。地域の声を受け取る組織が必要とされる今、地域による森林の有効活用を目指し、様々な課題と向き合うことが求められています。

公募スケジュール


  • - 公募要領公開・募集開始: 11月20日(水)
  • - 公募説明会: 12月3日(火)17:00~18:00
  • - 質問締め切り: 12月13日(金)
  • - 公募締め切り: 12月22日(日)23:59
  • - 一次審査結果通知: 2月3日~7日
  • - 訪問と二次審査: 2月10日~19日、2月24日~3月5日
  • - 内定通知と説明会: 3月上旬・3月中旬

提案する団体の要件


自伐型林業の実践及び推進を行う団体が対象です。地域での林業の未来を考えた活動が求められます。

組織の構成


本事業は「地域山林の未来を担う林業者サポート事業コンソーシアム」によって運営され、一定の基準を満たした団体が参加しています。このコンソーシアムは、環境保全に取り組む団体と、実際に自伐型林業を推進する団体の連携によって構成されており、様々な専門性を持った組織の協力が強みです。

未来の林業へ


今回の助成事業が成功することで、地域の林業活動が活性化し、新たな担い手が育成されることが期待されています。手つかずの森林の増加や、引き継ぎ手のない山林所有者への支援が進む中、小規模ながらも地域主体の森林管理へと移行できる可能性を強く秘めています。地域住民と共に、持続可能な森林利用の道を探り、より良い環境を育む活動を広げていきましょう。


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会社情報

会社名
特定非営利活動法人持続可能な環境共生林業を実現する自伐型林業推進協会
住所
東京都港区西新橋1-4-12新第一ビル5階
電話番号
03-6550-8141

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