新作『ヤブノナカ』
2025-03-10 10:29:25

金原ひとみの新作『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』が4月に刊行される!

新作小説『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』の発売決定



作家・金原ひとみの最新作『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』が、2025年4月10日に株式会社文藝春秋から発売されることが決まりました。金原ひとみはその独特な視点と切り口で知られる作家であり、前作『蛇にピアス』でも多くの熱狂的なファンを抱えています。

本作は、芥川龍之介の短編小説『藪の中』から着想を得たもので、形式やタイトルにもその影響が色濃く現れています。著者自身史上最も長い原稿量、約1000枚に及ぶ本書は、性別や年代が異なる8人の登場人物の視点を通じて、複雑に絡み合う人間ドラマを描き出します。

小説の概要



『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』は、文芸誌「文學界」で2022年9月から2024年7月にかけて連載されていたものをまとめた形で、ついに単行本として刊行される運びとなりました。物語は、元文芸誌編集長の木戸悠介を中心に繰り広げられ、その息子・越山恵斗や、編集部員の五松武夫、さらには五松が担当する小説家・長岡友梨奈など、多様なキャラクターが登場します。特に注目されるのは、物語の発端となるネットでの告発事件です。

ある女性が、木戸からの性的搾取を告発したことで、物語は思わぬ方向へと進展します。加害者、被害者、その家族や周囲の人々の日常が交錯しながら、性、権力、暴力、愛というテーマがリアルに描かれています。登場人物たちが抱える複雑な人間関係は、物語の進行に伴いますます多層的になります。

読者へのメッセージ



金原ひとみさんからのメッセージもあり、この作品に込めた想いやテーマについても触れられることでしょう。彼女は、読者にどのような感情を伝えたかったのか、期待が高まります。

書籍情報



  • - 書名:『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』
  • - 著者:金原ひとみ
  • - 装丁:四六判・上製カバー装
  • - 定価:2,420円(税込)
  • - ISBN:978-4-16-391968-3
  • - 書誌URL:こちらから

この作品は、現代社会における難解なテーマを真正面から扱った作品であり、時に衝撃的な展開もあることでしょう。『YABUNONAKA—ヤブノナカ—』はきっと、多くの読者の心に響く一冊となること間違いありません。


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会社情報

会社名
株式会社文藝春秋
住所
東京都千代田区紀尾井町3-23
電話番号
03-3265-1211

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