シーサート協議会加盟
2025-07-02 14:26:27

シンプルフォーム株式会社、日本シーサート協議会への加盟を発表

シンプルフォーム株式会社、日本シーサート協議会への加盟を発表



シンプルフォーム株式会社(東京都目黒区、代表取締役CEO:田代翔太)は、2025年7月1日をもって日本シーサート協議会(NCA)に加盟することを発表しました。この加盟は、同社が情報セキュリティの強化を目的とする重要なステップであり、今後の事業運営における基盤作りにもつながるものです。

加盟の背景と目的



近年、法人取引を行う企業は、金融機関や行政機関など、高度な情報管理が求められる領域において、多くの顧客に向き合っています。情報セキュリティに関する需要は急増しており、特に標的型攻撃や情報漏洩のリスクが高まっています。シンプルフォームは、このような背景を考慮し、NCA加盟を通じて、顧客にとって信頼性の高い選択を提供することを目指します。

これまで、同社は審査体制の構築や運用支援を主業務としてきましたが、セキュリティは単なる脅威からの防御策だけではないことを理解しました。顧客が安心して選ぶことができるよう、組織としてセキュリティ意識を高め、継続的に発展させる必要があります。NCA加盟はその意思を明確に示すものであり、シンプルフォームのセキュリティ戦略を新たなステージに進めるものとなるでしょう。

セキュリティ体制強化への取り組み



NCA加盟により、シンプルフォームは次のステップとして、インシデント対応の強化に移行します。具体的には、以下の観点から体制の強化を図る計画です。

1. 自社CSIRT機能の整備と内製化



協議会から得た脅威の動向や対応に関する知見を活用し、検知、対応、復旧を含む体系的な対応体制を徐々に構築します。

2. リスクアセスメントの実装



新しい機能や連携の設計段階から、攻撃経路や構成図を考慮したリスクの可視化・管理を行い、属人的な判断に依存しない運用フローを整備していきます。

3. FISCガイドライン準拠に向けた整備



金融機関や行政機関との連携において求められるFISCの安全対策基準に遵守することを目指し、設計や運用体制を見直し、2025年内の完了を目指します。

攻めと守りを両立したセキュリティ体制



シンプルフォームのセキュリティチームは、防御だけでなく、業務推進に貢献することを目的とした役割を担っています。リスクを想定し、コントロールしながら、開発や運用の現場が迅速に判断・実行できる環境作りに取り組みます。

NCA加盟にあたっての考え



シンプルフォームの取締役CTO、小間洋和は「情報セキュリティは事業運営の基盤であり、持続的な価値提供に欠かせない要素です。形式的な対応にとどまらず、変化の激しい環境の中でどう安全性を確保しつつ速度を維持できるかが今後の鍵です」と語ります。このNCA加盟を契機に、安全性をチーム全体で意識し文化を育むことを目指すとしています。

会社概要



シンプルフォーム株式会社は、法人取引における審査業務を非対面で行う最適な形に進化させることを目指し、審査体制の構築及び運用支援を行っています。また、500万法人に関する定性情報の収集とデータベースの構築に努め、その知見をもとに「SimpleCheck」「SimpleMonitor」といったプロダクトを開発・提供している企業です。これらのシステムは銀行やクレジットカード会社、プラットフォーマーなどに広く採用され、金融犯罪防止や業務の生産性向上に寄与しています。


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会社情報

会社名
シンプルフォーム株式会社
住所
東京都目黒区大橋1-5-1クロスエアタワー8階
電話番号
03-6427-0461

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