横浜出身のアーティストユニットSHIMURAbrosが個展を開催
横浜市民ギャラリーあざみ野にて、非常に期待されている展覧会「#あざみ野コンテンポラリー vol.15」が、2024年10月5日(土)から10月27日(日)までの23日間にわたり開かれます。本展のテーマは「雲をつかんで虹を見た」であり、横浜出身のアーティストユニットSHIMURAbrosが手掛けた作品群が展示されます。このユニットは、映画やアートを融合させた独自の視点で知られています。
本展は2010年にスタートした「あざみ野コンテンポラリー」の15回目となり、毎回現代アートの新たな表現を紹介し続けています。SHIMURAbrosは、初期作品を含む映画的表現や、観客の動きに応じて変化する光学ガラスの彫刻作品、さらには2024年の新作を展示します。光をテーマにした実験的な作品が数多く展示される予定で、その視覚体験は一見の価値があります。
展覧会は入場無料で、開催期間中は様々な関連イベントが計画されています。例えば、アーティスト自身によるトークイベントが10月5日(土)に行われ、SHIMURAbrosによるフリーダイアローグで作品の背景や制作過程について触れることでしょう。また、10月13日(日)には、担当学芸員によるギャラリー・トークも開催され、より深く作品を理解できる機会が提供されます。
さらに、10月19日(土)には、SHIMURAbrosと共に映画史を巡る特別講義が行われるほか、10月26日(土)には特別上映会とトークイベントも予定されています。この上映会では、SHIMURAbrosが制作した短編映画「見ることは信じること」(2018年)も上映され、多くの観客の関心を集めることでしょう。
SHIMURAbrosのメンバー、ユカとケンタロウは、それぞれ横浜生まれ。多摩美術大学や東京芸術大学などで学び、近年では国際的に評価を高めています。彼らの作品は、光や影、映像といったテーマを探究し、視覚芸術の枠を超えた表現を追求しています。これまでの数多くの個展でも、観客の心を引きつける作品を披露し続けてきました。
今回の展覧会では、SHIMURAbrosのあらゆる側面が垣間見えるだけでなく、彼らが追求する「光」の本質的な表現にも触れることができる貴重なチャンスと言えます。アートに興味がある方はもちろん、映画や影響を受けたアートに興味がある方々にもマッチする内容となっており、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
展覧会の詳細については、横浜市民ギャラリーあざみ野の公式ウェブサイトをご覧ください。新たな視覚体験を求める全ての人々にとって、この展示は見逃せないイベントとなるでしょう。