高知の新スイーツの誕生
高知県唯一の百貨店、高知大丸が大丸松坂屋百貨店と協力し、地元の素材を使った新しいお菓子を開発しました。その名も「雪ヶ峰牧場ジャージー乳 しあわせミルクサブレ」。この製品は、地元の高知県香美市にある雪ヶ峰牧場のジャージー乳を使用しており、2025年9月5日より販売が開始されます。
地元素材へのこだわり
雪ヶ峰牧場は、約120ヘクタール(東京ドーム約25倍)の広大な土地に70頭のジャージー牛を放し飼いにしています。牛乳生産量は少ないものの、その濃厚な味わいと栄養価の高さが特徴で、地域の酪農文化を感じることができます。このジャージー乳をサブレに使用することで、高知の自然の恵みを全ての人々に届けたいという欲求が形になりました。
パッケージデザインにも注目
さらに注目すべきは、パッケージに描かれたイラストです。高知県出身の絵本作家、柴田ケイコ先生による描き下ろしで、暮らすジャージー牛の様子を生き生きと描いています。見た目にも楽しいブック型のデザインで、開ける際のワクワク感を演出しています。柴田先生は地域に根ざした活動を続けており、今回の作品はその一環でもあります。
企業の思いと地域活性化への貢献
このプロジェクトには、高知県香美市のお菓子メーカー株式会社スウィーツも参画しています。彼らは地域の素材の良さを全力で伝えることに専念し、地域貢献と共に持続可能な産業化を目指しています。その理念は製品だけでなく、地域経済にも恩恵をもたらすものです。
販売情報
「しあわせミルクサブレ」は、大丸松坂屋オンラインストアや高知大丸だけでなく、県外のアンテナショップでも販売予定です。高知の素材の魅力を全国へ広めるため、多くの人々に楽しんでもらえる商品となっています。
地域共栄を目指す
高知大丸は、地域の皆に幸せな日常を提供することを目指しており、大丸松坂屋百貨店も地域コミュニティとの共存を重要視しています。両者はサステナブルの理念を掲げ、地域経済の発展を推進するために協力しています。
「雪ヶ峰牧場ジャージー乳 しあわせミルクサブレ」は、地域の資源を生かした特産品として、今後の高知のスイーツ文化を牽引する存在になることが期待されます。ぜひ、一度このサブレを食べて、地域の素晴らしい素材を直に体感してみてください。