推し活の実態を探る新たな調査
昨今、推し活は多くの人にとって日々の楽しみになっていますが、その活動時間はどうなっているのでしょうか。株式会社フォーイットが実施した調査によると、推し活を行う人々の大多数が、1日の平均活動時間を1時間未満に設定していることが明らかになりました。
調査の背景と目的
この調査は、全国の20代から60代までの男女500人を対象に行われました。事前調査で「推し活を経験したことがある」と回答した人たちを対象に、どれぐらいの時間を推し活に充てているのか尋ねる形で進められました。デジタル化の進展やSNSの普及に伴い、推し活の時間の使い方に変化が生じているのかを解析することが目的です。
調査結果の概要
さて、調査結果を見ると、「30分〜1時間未満」と「15分〜30分未満」が共に24.2%を占めており、最も多い回答となりました。続いて「15分未満」が22.2%、「1時間〜2時間未満」が16.8%と続き、全体的に見ても、短時間で推し活を楽しむ人々が多いことが分かります。この結果は、時間の使い方を重視する“タイパ”の傾向が反映されていると言えるでしょう。
世代別に見る推し活の時間
年代による特徴にも注目しましょう。50代以上の層では「15分未満」とした回答が多く見受けられますが、20代では「30分〜1時間未満」が最も多いという結果が出ています。これは、学生や若手社会人の中で、自由に使える時間が増えたことや、SNSを通じた情報収集の容易さが影響しています。特に20代はデジタルネイティブ世代であり、配信プラットフォームとの相性も良好です。
既婚者と未婚者の活動時間
興味深いことに、未婚者と既婚者を比較すると、未婚者の方が推し活に充てる時間が長い傾向が見られます。これは、家庭や育児といった責任から解放され、フリーな時間が多いからと考えられます。そのため、遠征やイベントへの参加がしやすくなっているのでしょう。
職業別の傾向
さらに、職業による違いも見過ごせません。特に専業主婦・主夫の層では、「15分未満」と回答した人が約40%という結果となっています。家事や育児に追われる彼らは、推し活のためのまとまった自由時間が取りにくいと考えられます。この状況は、経済的制約から推し活にかけられる金銭的な支出も影響している可能性があるでしょう。
デジタル化と推し活の未来
SNSや各種配信サービスの発展により、今まで以上に簡単に推しの情報にアクセスできるようになっています。また、推しを共有するコミュニティが形成されることで、それぞれの推し活スタイルがより多様化しています。新しいライフスタイルに合った推し活が今後も広がっていくことが期待されます。
このように、推し活は時代の変化と共に進化しています。賢く、効率的に楽しむ方法が求められる中で、自分のスタイルを見つけ出す人々の姿が今後も見られるでしょう。