3月6日、日本ケロッグ合同会社と株式会社パーソル総合研究所は東京都千代田区にある日本ケロッグ本社で共催し、国際女性デーを祝い、女性の活躍に関する重要なイベントが開催されました。国連が定めた2026年の国際女性デーのテーマ「権利、正義、行動。すべての女性と少女のために。」を基にしたパネルディスカッションが行われ、日本における女性の職場での現状や直面する課題について議論されました。
本イベントが目指したのは、女性活躍推進のための制度改革と、個人の意識変容、行動の両面からのアプローチを見出すことです。日本では未だに女性の管理職比率が低く、昇進意欲の不足といった問題が顕在化しています。こうした課題の解決には、職場文化や評価方法、そして周囲の理解を深める複合的な取り組みが必要であると、登壇者は口々に指摘しました。
当日は、パーソル総合研究所が実施した定量調査に基づく実態データの共有が行われ、その後、仕事と育児の両立を果たしている女性や男性の育児休暇取得者、その上司となる社員など、計6名がパネリストとして参加しました。彼女たちが経験してきた葛藤や、その克服過程で得られた知見を深く掘り下げることで、企業が女性活躍推進においてどのような役割を果たすべきかについて、多角的な視点から討論が行われました。
イベントを通じて強調されたのは、性別やその他の属性を超え、誰もが自分らしく最高のパフォーマンスを発揮できる職場環境と企業文化の構築の必要性です。
日本ケロッグの取り組み
日本ケロッグは、長年にわたり「女性活躍推進」を企業の重要テーマと位置づけ、具体的な施策を実施しています。在宅勤務制度やフレックスタイム制度の導入、男性社員の育児休暇取得の促進、さらに国際女性デーに合わせた啓発イベントの開催など、多様な働き方を支援しています。また、海外の女性リーダーを招いた談話会も実施し、多様な価値観を尊重する企業文化を醸成しています。このような取り組みにより、厚生労働大臣認定の「えるぼし認定」2段階目を取得するなど、高い評価を得ています。
パーソル総合研究所のビジョン
一方、パーソル総合研究所は、グループのビジョン「はたらいて、笑おう。」を実現するために、個々の「はたらく力」を引き出すことをミッションとしています。働き方の多様化や雇用の流動化が進む現代において、各社員が自分らしく力を発揮できる環境作りに注力し、多様な価値観やライフスタイルに応じたサポートを提供しています。
パネルディスカッションの内容
イベントでは、パネルディスカッションを通じて、国連が掲げる「Rights(権利)」、「Justice(正義)」、「Action(行動)」についても論じられました。
Rights(権利):女性が職場で自らの能力を最大限発揮できる環境について議論が展開されました。性別による障害を排除し、評価基準を公正にすること、会議形式を改善することで、ライフステージとキャリアが両立できる環境を整えることの重要性が強調されました。
Justice(正義):従来の職場慣行が見直され、育児休業中の女性を昇進候補として考慮に入れる事例などについても語られました。このように従業員それぞれに公平な機会を提供するための取り組みが急務であるとの認識が共有されました。
Action(行動):制度の整備に加え、個人やチームの具体的な行動が職場文化の変革に寄与することが確認されました。
今後も日本ケロッグは、制度整備だけでなく、日常的なコミュニケーションや成長機会の創出を通じて、多様なキャリア形成を支援する取り組みを推進していく所存です。