骨伝導技術の新境地、Vibone Nezu
2018年に創業した神戸市の
ソリッドソニックは、革新的な骨伝導技術を用いた集音器「
Vibone Nezu」の試聴体感会を、5月24日から26日の期間に兵庫県民会館で開催します。この最新技術は、中軽度難聴の方にも朗報となるかもしれません。
従来技術の課題を克服
一般的な骨伝導デバイスは、頬骨にあてるタイプで音質が低下し、ハウリングのリスクが高いという問題があります。しかし、Vibone Nezuでは、独自の積層圧電セラミックス振動子を採用し、イヤホンサイズに小型化。これにより、耳の中に密着させることができ、音質の向上が図られています。おかげで、耳から近い位置で振動を生むため、過去の技術に比べて高音質かつハウリングの心配がなくなりました。
難聴者のために
Vibone Nezuは、補聴器としてではなく、「集音器」としての位置付けで市場に投入されます。多くの人が中軽度の難聴を抱えつつも、補聴器の利用をためらう事情を考慮し、手軽に利用できるように工夫されています。特に、障害者手帳を持たない方々にも、この新たな体験を提供したいという開発者の強い想いが込められています。
実績ある試聴体感会
今回の体感会は、実際に試聴してもらうことで、多くの方々に音の違いを実感していただくことを目的としています。東京青山での事前試聴会では、片耳難聴の方々も良好な聴こえを体験でき、特に生まれつき片耳が聴こえない高校生の歓喜の涙は、会場の雰囲気を一変させるほど感動的なものでした。
開催情報
- - 会場:兵庫県民会館7階会議室「きく」(神戸市中央区下山手通4丁目16-3)
- - 日時:5月24日(金)25日(土)26日(日)13:00~17:00
- - 主催:ソリッドソニック合同会社
ソリッドソニック
Makuakeプロジェクトページ
新しい音の世界が広がる今回の体験会にぜひご参加ください。音楽や周囲の声を再び楽しむ生活を手に入れる第一歩です!