阪神の電車マナー教育
2025-04-09 15:30:17

阪神沿線の新1年生に送る電車マナー教育プログラムの取り組み

阪神沿線の新小学1年生に送る電車マナー教育プログラムの取り組み



阪神電気鉄道株式会社は、今春に新たに小学生1年生として入学する沿線の子どもたちに向けて特別な取り組みを行います。毎年恒例のこのイベントでは、子どもたちに「阪神電車オリジナル下敷き」を贈呈します。今年はこれで18回目の実施となります。これまでも、多くの子どもたちがこの下敷きを通じて電車のマナーについて学ぶ機会を得てきました。

下敷きの表面は、「電車のマナーを守ろう!」をテーマにしたデザインが施されています。具体的には、鉄道を利用するシーンが「ホーム編」、「乗車・降車編」、「車内編」の三つに分かれ、悪いマナーやトラブルの事例がイラストで描かれています。特に、正解を明示していないため、子どもたちはまるで間違い探しを楽しむように、自ら考えながらマナーを学ぶことができるのです。

この取り組みを通じて、次世代を担う子どもたちが「どのような行為がマナー違反に当たるのか」、さらには「困っている人に対してどのような行動ができるのか」を友達や保護者、先生と話し合う機会を作り出すことが重要です。これにより、自然と電車の利用に関する意識が高まることを期待しています。

また、阪神電気鉄道では、すべてのお客様に気持ちよく電車を利用してもらうため、マナー啓発活動にも力を入れています。2015年より武庫川女子大学附属中学校・高等学校と協力して「~はんしん×ムコジョ~乗車マナー向上委員会」を立ち上げ、様々な活動を展開しています。このように、地域と協力して教育と啓発活動に取り組む姿勢は、電車利用者のマナー向上につながると信じています。

また、下敷きの裏面には阪神電車沿線マップが掲載されており、沿線の特有のスポットを紹介しています。これにより、子どもたちが自分の住む地域に興味を持ち、地域のことを学ぶきっかけとなることを目指しています。地域の特性を知ることは、子どもたちの成長にとっても非常に重要な要素です。

このような阪神電気鉄道の活動は、単なるマナー教育に留まらず、地域への愛着や理解を深める機会を提供するものです。今後も「“たいせつ”がギュッと。」というブランドスローガンのもと、専門性を持った取り組みを行い、地域住民との信頼を築いていきます。これにより、阪神電鉄の心温まるサービスを今後も提供し続けることで、より多くのお客様に期待を超える体験を届けることを目指します。

教育と地域密着の両立を実現するこの取り組みは、いずれ、阪神沿線の未来を担う子どもたちに大きな影響を与えることでしょう。


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