フィリップ モリス、新型加熱式たばこ『lil HYBRID™ 3.0』を発売
フィリップ モリス ジャパン(PMJ)は、2025年4月15日より新たな加熱式たばこ機器『lil HYBRID™ 3.0』の販売を開始することを発表しました。この新製品は、煙の出ない加熱式たばこであり、より快適な喫煙体験を提供することを目的としています。
『lil HYBRID™ 3.0』の特徴と販売チャネル
この製品は、IQOS公式オンラインストアや全国のIQOSストア、様々な小売店を通じて販売されます。具体的には、ヤマダデンキやビックカメラの系列店舗、ドン・キホーテやホームセンタームサシ、スーパービバホームなどでも取り扱いが行われる予定です。また、コンビニエンスストアを含む全国のたばこ取扱店でも購入可能です。
PMJは、20歳以上の喫煙者に向けて、煙を出さないという革新的な利点を持つこの製品が多くの方に支持されることを期待しています。
「煙のない社会」を目指すPMIの取り組み
フィリップ モリス インターナショナル(PMI)は、その企業ビジョンとして「煙のない社会」の実現を掲げ、長期的な製品ポートフォリオの進化に取り組んでいます。具体的には、紙巻たばこの販売終了を見据え、喫煙者向けの革新的な煙の出ない製品の開発を続けています。この革新には、科学的実証や市販化のための研究が含まれ、2008年以降140億米ドルが投資されています。
PMIは、スウェディッシュマッチ社を買収することで、世界的な煙の出ない製品のリーダーとしての地位を確立しています。FDAからの承認を受けた製品もあり、これらは初めてのリスク修飾たばこ製品として認可されています。これにより、多くの成人喫煙者がPMIの煙の出ない製品を日常的に使用しています。
未来に向けた展望
PMIの煙の出ない製品関連の事業は、2024年の予測総売上高の約39%を占める見込みであり、今後もその市場は拡大していくことが期待されています。PMIは、ウェルネスとヘルスケア分野へのさらなる拡大を目指し、より豊かな生活体験の提供へ向けた努力を続けていくでしょう。
新たな『lil HYBRID™ 3.0』が、どのように市場に影響を与えるのか、今後の展開に目が離せません。