高純度リコピン開発
2026-03-12 10:16:31

ハリマ化成グループ、高純度リコピンの量産化を実現

ハリマ化成グループの新たな挑戦



東京都中央区に本社を置くハリマ化成グループは、近年の健康志向の高まりに応じた新たな製品を発表しました。それは、抗酸化作用が期待される高純度リコピンの大量生産手法の開発です。公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)との共同研究で実現されたこの画期的なプロセスにより、商用スケールでの生産が可能になりました。今後、サンプル提供も始まります。

リコピンの特性と市場ニーズ



リコピンはカロテノイドの一種で、トマトやニンジンに豊富に含まれています。この成分は細胞の酸化を防ぎ、美肌や肥満防止、血流改善に寄与することから、特に医薬品や化粧品などの業界での需要が高まっています。市場のトレンドが健康志向にシフトする中、リコピンを含む製品への期待は増しており、特に天然由来のものが求められています。

製品の開発背景



今回の開発は、NEDOの支援を受けて進められています。NEDO(国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)が推進する「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」プロジェクトに基づき、279年度から2024年度にかけて行われた研究が基盤となっています。これにより、リコピンのバイオプロセスによるでの大量生産が明確となりました。

環境への配慮



ハリマ化成グループは、リコピンの生産に関して従来の植物抽出や石油由来の化学合成と比較し、食料との競合を避け、製造時のCO₂排出を削減するなど、環境負荷の低減を目指しています。開発された製品は、高純度リコピンと高機能リコピンの2種類で、粉末やオイル溶解タイプとして展開されます。

高機能リコピンの特性



特に高機能リコピンは、従来の植物由来品と比べて最大7.4倍の体内吸収効率を誇るため、少量の摂取で高い効果が期待されます。また、これらの製品は化粧品市場で求められる各種安全性試験をクリアしており、安心して利用できる点も特長です。

今後の展望



ハリマ化成グループは、2026年度内に製品を市場に投入し、2030年度までに売上高20億円を目指しています。同時に、医薬品や食品といった他の業界との連携も進めており、より広範囲のニーズに応える製品開発が進められています。また、体内で吸収されやすい希少な天然カロテノイドについても、今後の量産化プロジェクトが期待されています。

まとめ



ハリマ化成グループの取り組みは、持続可能な未来を見据えた動きとも言えるでしょう。機能性と環境への配慮を両立させた製品で、人々の健康を支えるその姿勢は、多くの注目を浴びています。今後のさらなる展開に期待が寄せられています。


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会社情報

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