北日本銀行が開催した「きたぎん新規事業創出プログラム2024」成果報告会
株式会社北日本銀行が主体となり、地域中核企業4社とともに実施してきた「きたぎん新規事業創出プログラム2024」の最終成果報告会が開催されました。本プログラムは、地域企業の新たなビジネスモデルの創出を目的に、スタートアップ企業と連携し、約9ヶ月間にわたって取り組んできたものです。
本プログラムの目的
今回のプログラムは、短期間で革新的なビジネスやサービスを創出することを目指し、参加企業にはKPMGジャパンの専門家のサポートも受けつつ、新規事業の実現に向けた実証実験を行ってきました。また、参加企業の人材を育成し、社内での新規事業創出の能力を内製化することも重要な目的の一つです。
参加企業と協業内容
最終成果報告会においては、4社の参加企業がそれぞれの取り組みについて詳細に報告しました。その内容は以下の通りです。
株式会社マルカン
- - テーマ①:ミライエデュ~こども学び支援サービス~
-
協業企業:Edumuse株式会社
- 親子向けのEQ(感情知能)教育コンテンツを体験できる機会の提供。
- - テーマ②:Book Owner~自費出版サービス&本棚シェアリング~
-
協業企業:セルン株式会社
- 自主制作本の印刷、製本および販売スペースの提供。
株式会社中村商会
- - テーマ①:AIを活用した在庫管理と商品提案による営業支援ツール構築事業
-
協業企業:blueqat株式会社
- - テーマ②:管理栄養士をサポートする献立提案サービス
-
協業企業:株式会社グローカル・アイ
株式会社近藤設備
- - テーマ①:〈the campus〉での研修メニュー提供による健康経営優良法人認定取得サポート
-
協業企業:株式会社cotree
- - テーマ②:ボランタリークレジット発行・販売事業
-
協業企業:アイフォレスト株式会社
川嶋印刷株式会社
-
協業企業:株式会社Favosia
-
協業企業:P2GM株式会社
滞りない進捗と今後の展望
最終成果報告会では、各企業がそれぞれの実証実験の成果と今後の展望を述べました。多くの企業が新規事業の実現に向けた具体的な計画を立てており、今後も協業企業と共にさらなる進展が期待されています。
北日本銀行としては、今後も顧客最優先の姿勢で地域の成長を支援し、持続可能な社会の構築に貢献するため、さまざまな取り組みを続けていくとしています。
プログラムの成功を受け、参加企業の新たな挑戦に注目が集まります。