沖縄発の次世代Webサイト構築フレームワーク「NextCMS」の全貌
沖縄県豊見城市に本社を置く株式会社Clannが、Web開発者や制作会社向けに新たにリリースしたフレームワーク「NextCMS」。この革新的なフレームワークは、デザインエディタとスクラッチ開発の融合により、非常にスピーディで高機能なWebサイト構築を可能にします。
NextCMSとは?
「NextCMS」は、直感的に使えるデザインエディタを特徴としており、ユーザーは複雑な技術知識がなくても、簡単に美しいウェブページを作成することができます。さらに、顧客管理や決済、チャットシステムなど、既存のシステムとの統合が容易に行えるため、開発者にとっても非常に便利です。
特徴1: フルデザインエディタ
NextCMSのフルデザインエディタは、基本的なコンポーネントをドラッグ&ドロップするだけでサイト全体をデザインできる機能を提供します。制作効率を大幅に向上させるテンプレート機能も充実しており、エンジニアが手間をかけずとも美しいデザインが実現可能です。特に、スクラッチで独自の複雑なデザインパーツを追加することもできる点がユーザーにとって大きな魅力です。
特徴2: プラグインシステム
NextCMSでは、プラグイン形式で機能やデザインパーツを容易に追加できます。コア機能に影響を与えずにカスタマイズが可能となり、一度開発した汎用機能を資産として持ち続け、様々なプロジェクトで再利用できる点が開発者に高く評価されています。
特徴3: 開発者フレンドリー
NextCMSは、最新のフロントエンド技術を用いて開発されており、TypescriptやNext.js、Prisma、Material-UIなどの技術が採用されています。フロントエンドエンジニアにとって、経験豊富な開発環境で作業することができるため、開発の効率も飛躍的に向上します。
NextCMSで実現すること
このフレームワークは、SaaS型のノーコードエディタの限界点を克服し、フルスクラッチ開発の利点を活かした新たな制作フローを確立します。従来のサービスが抱えていた機能追加やカスタマイズの難しさ、単純なデザインがエンジニアに依存せざるを得ないという課題を解消します。
開発背景
株式会社Clannは、もともとWordPressを使用したWebサイト構築を行っていましたが、クライアントの要望を受けてノーコードでウェブサイトを編集できるCMSの開発に取り組みました。その中で、プロジェクトを受けて「CORTE」を開発。これにより、ディレクターやデザイナーが主体的にサイトを構築するための道筋を作りました。しかしながら、WordPressの機能拡張性やセキュリティの問題が浮上し、バックエンドもNext.jsベースでのCMSへの移行に至りました。こうして「NextCMS」が誕生し、よりスピーディで高機能なサイト構築が可能になりました。
導入事例
NextCMSはすでに公共団体やスタートアップ企業、製造業、IT関連、飲食業、小売業など、幅広い業界で導入されています。運用面の簡便さやセキュリティ評価の高さもポイントです。例えば、短納期のプロジェクトにおいてもコーディング時間を削減し、制作時間を40%も短縮することに成功しています。
会社概要
株式会社Clannは、「多角的な目線でお客様の課題を解決」をミッションに掲げ、10年以上にわたり、Webサイトの企画、設計、開発、保守、コンサルティングを行ってきました。さまざまな企業や団体に対して、マーケティング課題を解決するための最適な手法を提供しています。
会社情報
- - 会社名:株式会社Clann
- - 所在地:沖縄県豊見城市豊崎1-1175-316
- - 代表者:大城 直也
- - 設立:2014年10月
- - 事業内容:
- ホームページの企画、設計、開発、販売、保守、運営及びコンサルティング
- コンピュータシステムの企画、設計、開発、販売、保守及びコンサルティング
- ウェブデザイン及びインターネット関連デザイン業務