大阪万博の新体験
2024-10-08 20:04:35

大阪・関西万博での新たな健康体験「話せるPHR」実証プロジェクトについて

経済産業省が実施する「令和5年度補正PHR社会実装加速化事業」において、大阪・関西万博に出展するユースケース「話せるPHR ~あなた自身と健康チャット~」が発表されました。

株式会社サステナブルパビリオン2025、Wellmira、NTTドコモの三社が共同で実施するこのプロジェクトは、参加者が自身の健康状態をより良く理解する手助けをすることを目的としています。この取り組みには、PHR(Personal Health Record)サービスの利用者を拡大し、事業者と生活者のコミュニケーションを深めることを狙った新しいユースケースを作成するという側面があります。

「話せるPHR」の重要なポイント


このユースケースは、利用者が自分の健康情報をより簡単に理解し、セルフケアの意識を高めることを目指しています。具体的には、ユーザーはWellmiraが提供するAI健康アプリやNTTドコモの健康マイレージと連携し、食事やライフスタイルに関するデータをスマートフォンから入力します。これにより、3Dアバターである「Mirrored Body」がその情報をもとにアドバイスを提示する仕組みです。

「Mirrored Body」は、ユーザー自身の健康状態の視覚化や健康アドバイスの対話型提示を行います。この3Dアバターは、ユーザーのライフログデータやアプリから得た健康に関する情報を使い、具体的なアクションプランを生成し、生活習慣改善へと導くサポートをします。これにより、ユーザーは自らの健康状態をより実感し、必要な対策を取る機会が増えるでしょう。

大阪・関西万博での体験


このユースケースは、大阪・関西万博においてデモ体験として提供される予定です。特に注目すべきは、サステナブルパビリオン2025が協賛する「null²」というシグネチャーパビリオンでの体験です。この施設では、利用者がデジタルの身体や3Dアバターと対話する新しい形の体験型シアターが展開される予定で、訪れる人々に新たな自己認識の機会を提供します。

各社の見解


サステナブルパビリオン2025の代表は、「Mirrored Bodyを通して、ユーザーはより多様なデータを活用し、自身の健康状態を理解できるようになるとともに、ヘルスケアサービスの新たな可能性を切り拓くことができる」とコメントしました。
WellmiraやNTTドコモも同様に、テクノロジーを活用して個々の健康管理をサポートする重要性を強調しており、今後の展開に期待が寄せられています。

まとめ


この「話せるPHR」プロジェクトは、適切な健康情報を提供することで、ユーザーが自身の健康についてより多くの知識を持ち、健康的な生活を送るための助けとなることを目指しています。大阪・関西万博での実証を通じて、より良い健康管理への道が開かれることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社サステナブルパビリオン2025
住所
東京都品川区小山3-8-161F
電話番号

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