アルプ株式会社が新たに口座振替決済機能を追加
アルプ株式会社は、自社のBtoB向け請求・決済システム「Scalebase ペイメント」に新機能となる「口座振替決済機能」を追加したことを発表しました。この新機能により、請求書の発行から代金回収、入金消込までのプロセスがひとつのプラットフォーム上で管理できるようになり、業務の円滑化が期待されています。
拡大するBtoB決済市場
近年、BtoB取引におけるキャッシュレス化の影響で、決済手段が多様化しています。オンライン決済サービス市場は急成長を遂げ、2023年度には32兆円を超える規模に達すると予測されています。特に、サブスクリプションビジネスが普及する中で、確実な請求管理が求められていますが、その複雑さが企業にとっての課題となっています。多様な契約条件や頻繁な変更が、請求管理を困難にしているのです。
こうした中、口座振替は顧客の支払いを確実にし、業務負担を軽減する手段として注目されています。アルプ株式会社は、これに着目し、新たな機能を開発しました。
Scalebase ペイメントの口座振替決済機能とは?
この機能は、銀行振込による請求から口座振替決済に至る一連の流れをシームレスに管理できる点が特徴です。具体的には、請求書を発行しつつ、口座振替による代金回収を同時に行えます。さらに、必要な支払帳票も出力可能で、業務の効率化をさらに推進します。また、入金消込作業の手間も大幅に削減され、回収漏れのリスクが減少します。
万が一、口座振替が失敗した場合には、手軽に銀行振込請求書に切り替えることができるため、柔軟な対応が可能です。また、口座振替依頼書のペーパーレス化も進められており、書類作成や発送にかかる時間と手間を削減します。
利用方法とサービスについて
この機能を利用するには、まずアルプ株式会社に申し込み、次にGMOイプシロン株式会社の審査を通過する必要があります。審査には約2~4週間の期間がかかります。決済手数料は一回の引き落としにつき95円で、消費税が別途かかります。また、口座振替依頼書代行サービスもあり、こちらは1件あたり500円となります。
まとめ
「Scalebase ペイメント」は法人向けの請求書発行や決済システムとして、多くの企業に利用されています。様々な決済手段や情報を一元管理できるため、ビジネスの効率化にも繋がるでしょう。今後も、アルプ株式会社はさらに様々な機能を追加し、企業のバックオフィスをサポートしていくとしています。
詳しい情報は、公式サイトにてご確認ください。
Scalebase ペイメント サービスサイト