摂南大学、オンライン面接克服の新たな試み「集団模擬面接」を実施
摂南大学は、2026年9月1日から12日まで、就職活動を控える学部3年生と大学院修士1年生を対象に、令和の新たな試み「集団模擬面接」を完全オンラインで実施することを発表しました。近年、企業における一次選考の多くがオンライン面接に移行する中、学生たちが直面している緊張や不安を和らげる目的のもと、このイベントは企画されました。
新たな就職支援の形、オンライン模擬面接
この「集団模擬面接」は、全国から集まる約40社の企業の協力を受けて行われます。学生たちはリクルートスーツやオフィスカジュアルに身を包み、自宅やキャンパス内の情報処理室からオンライン面接に参加します。各グループは5人で構成され、自己PRや学生時代頑張ったこと(いわゆる“ガクチカ”)を発表し、採用担当者からその場で貴重なフィードバックを受け取ります。
学生たちの中には、「画面越しの見え方に慣れない」「緊張が強くて本来の力を出し切れない」といった悩みが寄せられています。オンライン面接という新しい環境において、どのように非言語コミュニケーションを活用して自己をアピールするのかを習得することが、このプログラムの大きな目的となっています。
企業との連携でより実践的な支援を
本プログラムでは、学生たちの苦手意識の克服のため、企業の採用担当者に「育成視点」のフィードバックをお願いしています。これは、学生に鋭くも温かいアドバイスを提供し、成長をサポートすることを目指しています。採用担当者からの客観的な意見は、学生自身の課題を見つめ直す機会にもなるでしょう。
アクティブな支援体制
摂南大学は、実就職率93.1%を誇り、関西の私立大学の中でも高評価を得ています。この成果は、学生一人一人に徹底的に寄り添う伴走型の就職支援にあります。スタッフとの個別面談を通じて、一人当たり平均8回もの面接が行われ、年間では1万8000回を超える面談が実施されます。このようなきめ細やかなサポートが、企業からの高評価にも繋がっているのです。
また、企業側からも摂南大学出身の学生が評価され、多くの場合、求められる資質が備わっているとされています。特に、企業へのアンケート調査では「就職支援に熱心に取り組む大学」として全国で1位を獲得するなど、その取り組みが他大学と比べても際立っています。
今年度の集団模擬面接では、オンライン面接やAI面接が主流となっている中、リアルな企業採用担当者との交流を通じて、より実践的な体験を学生に提供します。これにより、単なる学内教学にとどまらず、学生が企業の現場で直面するリアルな課題に対する対策ができるようになります。
期待される効果
今回の集団模擬面接は、参加学生にとって貴重な経験となり、自己表現やコミュニケーション能力の向上に繋がることが期待されます。オンライン面接の技術を身に着けることで、定番となる採用手法に対する不安を軽減し、企業へのアプローチをより円滑にする助けとなることでしょう。
摂南大学は、今後も学生たちが自信を持って就職活動を行えるよう、斬新な取り組みを続けていく方針です。新しい時代に適応した就職支援の実現に向けて、ますますの進化が期待されます。